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【法学部】法学部教員が台湾の国立高雄科技大学で授業を行いました

2024年2月29日、市川ひろみ法学部教授が、台湾の国立高雄科技大学において「被害者を責めない社会を目指して—性暴力について考え・行動した学生の実践から—」というテーマで授業を行いました。

2020年に京都駅に掲出されていた京都府警鉄道警察隊が作成したポスターに違和感を抱いた市川教授は、学生とともに京都府警鉄道警察隊と意見交換会を開催しました。その際の気づき・学びを活かして、2021年度には京都府警鉄道警察隊と阪急電鉄、2022年度には京阪電鉄、2023年度には京都市営地下鉄の協力を得て、痴漢・盗撮について問題提起するポスターを4種類作成してきました。

関連記事:学生プロジェクトチームが「電車内・駅構内性犯罪撲滅ポスター」を制作し、京都市営地下鉄内の駅構内・電車内に掲出されています。

市川教授はこの間の取り組みについて台湾の学生たち50名にパワーポイント資料を使って紹介し、意見交換しました。学生からは「『被害者責めてませんか』と真っ直ぐ問いかけるコピーが良い」「(痴漢や盗撮を目撃した際に)自分にもできることがあると知ったので、行動していきたい」「ポスターではなく、動画の方がもっと広く知ってもらえるのではないか」など、活発な意見が寄せられました。
  • 「学生さんが熱心に聞いてくれて嬉しかったです」(市川教授)
  • 高雄科技大学図書館
  • 「とてもきれいなキャンパスでした」(市川教授)