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研究・卒業論文

セミナーレポート

研究テーマ:認知症予防・高齢者のwell-being

科学的な思考力をはぐくみ、人と社会が抱える問題に寄り添う

年齢とともに認知機能は衰えるものの、その時期や程度には個人差があります。私のゼミでは、こうした差異が生まれる要因やより良いウェルビーイングのあり方について、地域在住の高齢者とかかわりながら実践的に研究します。心理学で重視されるのは、データに基づいて統計的に物事を処理する科学的な視点です。そうした研究姿勢を身につける中で、具体的な支援を創造する思考力、問題を抱える人に寄り添う高い共感性も培われるでしょう。学びと真剣に向き合い、自らの力を人や企業、地域のために生かせる人材となっていただきたいと思います。

心理共生学科 岩原 昭彦 教授

卒業論文一例

  • 社会的養護に関する養護教諭の意識 —社会的養護を必要とする児童生徒やその保護者の困りごとについて—
  • LGBTの社会的認識と世代間の相違について
  • 家庭の教育力低下による子どもの性格と恋愛への影響—毒親に育てられた子どもに視点を当てて—
  • 大学生の居場所感と自己肯定感、学校生活享受感の関連性について—お金の価値観からみる居場所感—
  • 不登校児の視点を重視した支援の在り方について—行動分析学による問題解決と適切行動支援を踏まえて—
  • コロナ禍における外出自粛が女子大学生に与えた生活習慣の変化と心理的影響について
  • 青年期の友人関係と対人ストレスイベントとの関連
  • 被告人の年齢・性別による心理的距離が量刑判断に及ぼす影響
  • 女子大学生の摂食障害傾向と母親の養育態度および完全主義との関連についての検討
  • 自閉症傾向と刺激の種類が表情認知課題の成績に与える影響について