果物重症アレルゲンに関する研究 卒業研究 果物は食物アレルギーの原因食品として割合は多くはありませんが、大人になって発症することもあり、治癒しにくいことが知られています。私たちは食物栄養学科の研究室で作製した特異性の高いモノクローナル抗体を用いて、さまざまな果物や野菜のアレルギーの原因となるタンパク質の含有量の測定や反応性の解析を行い、患者さんのQOL*の向上に役立つようなデータを取得しています。 *Quality of life (クオリティオブライフ)は一人ひとりの人生の内容の質や社会的にみた『生活の質』のことを指します。
食品学実験 実験 食品に含まれる糖質・脂質・タンパク質・水分・灰分などの成分について、定性(成分の種類を調べる)や定量(成分の量を測る)実験を通じて、その構造や反応性を学びます。同時に、それらの成分が食品の物理的・化学的特性に及ぼす影響について理解を深めます。
スポーツ栄養 卒業研究 どのくらいエネルギーを消費しているかを把握することはスポーツ栄養の基本です。呼気を採取し、酸素消費量と二酸化炭素産生量を測定することでエネルギー消費量を算出。また同時に、その人の全身持久力などを測定することで、体力水準を把握します。
フランス食文化体験研修旅行 海外の食文化を学ぶ 食物栄養学科を中心に、全学対象の海外研修としてフランスを訪問!外国の食文化に実際に接することで得られる気づき、実感を通して、日本の食生活や本学で学んだことをしっかり消化し、定着させる機会となりました。
食と栄養に関する専門的な情報発信を行う栄養クリニック 学生の取り組み 栄養クリニックは、附置研究所として、地域貢献、教育活動、研究活動、広報活動の4つの柱を中心に、本学科の教員との有機的な連携を図りながら、さまざまな活動を行っています。栄養クリニックを有する管理栄養士養成校は全国でも数えるほどしかなく、特に本学の栄養クリニックでは多様な事業に積極的に学生の参加を受け入れていることが特徴です。そのため、学生の時から管理栄養士としての資質・実践力の向上に必要な活動の機会を提供することが可能となっています。
産学連携によるプラントベースフード*×京野菜メニューの開発提供 学生の取り組み 食物栄養学科の学生が、京都市の後援で山科区の農家と協力し、栽培した京野菜と、 スジャータめいらくグループ、トーフミートによる産学連携で、栄養価を考慮したプラントベースフードを用いたメニューを作成し、SDGsに基づくメニューを学食で提供しました。 食育ビデオを通じて情報発信し、地産地消と持続可能な食文化の推進に貢献しました。 *プラントベースフードとは、植物由来の原材料を使用した食品のことです。