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本学を修了した留学生の活躍

本学において、国際化の推進に伴い、大学院を修了し、修士号、博士号を取得した留学生が増えて来ています。また、学部卒業の留学生もこれから増える見込みです。彼女たちは本学で取得した専門知識を生かし、日本や本国の各分野で活躍しています。このシリーズは彼女たちの活躍ぶりを紹介するものです。

中国の食品業界で活躍する二人

1回目は中国の食品業界で活躍するお二人、邱昱さんと王玉さんをご紹介します。邱昱さんは2013.4.1~2019.3.31本学家政学部食物栄養学科研修員、大学院家政学研究科食物栄養学専攻(博士前期課程・後期課程)に留学し、中山玲子教授の指導の下で2019年3月博士(学術)の学位を取得しました。その後、中国に帰国し、現在中国国内外の食品業界の情報を提供、分析するFood Data Linkに勤め、会社の運営マネージの職を担っています。一方、王玉さんはフランス留学中に本学の同じく食物栄養学科の八田一教授に出会い、2015年6月本学の共同研究者として来日しました。2016年4月食物栄養学専攻博士後期課程に進学し、2019年3月博士(学術)の学位を取得した後帰国、現在中国の卵産業をリードする厚徳食品GoldWingの開発部長の大任に当たっています。2022年5月27日、中国のネットニュースサイト綱易に王玉さんのインタビューが掲載され、インタビュアは邱昱さんでした。このようにかつて同じく本学で博士号を取得したお二人は、中国でも同じ食品業界で協力し合いながら大いに活躍しています。(写真は学位授与式後のお二人)

日本語・日本文学の専任講師として活躍する卒業生

今回紹介するのは李現さんです。李現さんは2013年~2021年京都女子大学大学院文学研究科国文学専攻に在学し、それぞれ新間一美教授(当時)、滝川幸司教授(当時)と中前正志教授の指導を受けました。2021年3月博士(文学)学位を授与された後、同7月中国に帰国し、現在南京の三江学院外国学院専任講師として教鞭を取り、日本語・日本文学を教授しています。7年間の留学生活を顧みて、「京女の功利を追求しない自由な学風の下で、学問の真髄に触れることができたからこそ、今の自分がいる。」と語りました。