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教育研究環境の整備に関する方針

基本方針

本学の教育・研究目的を達成するためにハード、ソフト両面から良好な環境を計画的に整備する。

1.校地・校舎の整備

  1. 本学園の財政状況や改組計画を踏まえ、校舎建築及び施設・設備の整備を推進する。
  2. 校舎・設備の老朽化を見据え、中長期的な施設設備改修計画を策定し、年次計画で推進する。
  3. 自然エネルギーを活用し、環境に配慮したエコキャンパスの実現を目指す。
  4. 台風や地震等の大規模災害に備えた設備の整備に取り組む。

2.図書館・学術資料の整備

  1. 教育研究学修の促進のため、ラーニング・コモンズやカジュアルスタディスペース等の適切な学習環境の提供、多様な資料に対応した利用環境や運営方法の整備充実に努める。
  2. 図書資料（電子資料を含めた教育研究上必要な多様な資料）については、図書管理規程に基づき、各学科の教育内容、教育計画を踏まえ計画的に整備を進める。
  3. 学術資料や教育・研究成果等の保存・公開については、収集した資料を保全しながら、機関リポジトリの積極利用による学術情報発信を促進することでオープン化を支援するとともに、計画的に企画展示や電子アーカイブ化を実施することで資料の可用性を高められるよう整備を進める。

3.情報通信環境の整備

  1. 第2次ICT環境整備計画（令和4～8年度）を踏まえた情報通信環境の整備を進め、教育研究環境および学生支援等の充実を図る。
  2. より安全で利便性の高い情報通信基盤を教育研究や学生支援、大学運営等に積極的に活用するための取り組みを進める。
  3. 学生および教職員に情報倫理とICTリテラシーを修得させるため、教材の提供や定期的な研修を実施する体制を整える。

4.教育・研究支援体制の整備

  1. 教員業績データベースを活用し、教員の教育・研究活動の情報管理を一元化するとともに、その活動成果を積極的に学外へ発信するため、機関リポジトリ推進体制を整備する。
  2. 学長裁量予算を効果的に活用し、新たな教育方法の開発支援を行う。
  3. 情報教育にかかる授業補助体制の整備、TA（Teaching Assistant）の有効活用、ゲストスピーカー制度の充実、語学教育におけるｅラーニング活用等により教育の支援を図る。
  4. 学科において多様な教育実践が可能となるようFD(Faculty Development)・SD(Staff Development)を推進する。
  5. 競争的研究資金獲得増加や、その他補助事業の採択等をめざし、教員の研究推進をサポートする研究支援デスクの機能を強化する。
  6. 多様な研究や特色ある研究活動を推進するためのマネジメント体制を整備する。
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