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ポスター紹介とポスター 作成者へのインタビュー

ポスターの説明

キャッチコピーを「深刻な被害、軽視しない社会へ」に設定し、痴漢・盗撮軽視の風潮がある社会への問題提起と、「性暴力を軽視する社会全体の認識を変える」という、私たちの提言を表現しました。
キャッチコピー下のイラストの「痴漢?大したことなくない?」と書かれた紙は、社会に残る痴漢を軽視した発言です。その発言が書かれた紙を手で破り裂くデザインは、痴漢・盗撮を断固として許容しない社会へ変えていこうという私たちの決意を表したものです。
 

掲出について

2024年度は、2023年度に引き続き京都市交通局様のご協力のもと、駅構内と電車内でポスターの掲出を行います。
掲出予定:2024年11月28日(木)~
掲出場所:京都市営地下鉄烏丸線・東西線すべての駅構内と車内

ポスター作成者へのインタビュー

こだわりのポイントを教えてください。

紙を破る手を白くすることで、人種やジェンダーを特定せず、社会全体の問題であることを表すデザインにしました。
また、駅構内で目を引くポスターにするために背景と文字の色を目立つ配色にしました。

制作するうえで難しかったことはありますか。

学生や先生方、京都市交通局の方々の意見を反映してポスターを作成するのがとても大変で、試行錯誤を繰り返しました。
また、「私たち自身も含めた社会の構成員全体」が今年度のプロジェクトのターゲットなので、痴漢被害の深刻さと私たち社会がどのように関係しているのかを簡潔にポスターで表現することが難しかったです。

ポスターを作成した感想をお願いします!

痴漢・盗撮軽視の風潮がある社会への問題提起をポスターで上手く表現することができたと思います。ポスターを通じて1人でも多くの方々に性暴力に対する目を厳しくしていこうというメッセージが伝われば嬉しいです。