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法学の分野

新しい社会を切りひらくために—兵役を拒否の国際的人権保障—

講義可能日 6月~7月 月曜(午前)、火曜(午前)、金曜(終日)
10月~2月 月曜(午前)、金曜(終日)
キーワード 徴兵、兵役、拒否、個人の内面の自由、人権、難民
講義内容 国家が課す兵役の義務を自らの良心に従って拒否することは、第二次世界大戦後、特に冷戦終結以降理念的には人権として尊重されるようになりました。兵役拒否権保障の潮流についてヨーロッパの事例を中心にお話します。
使用機器 プロジェクター、スクリーン
講師名 市川 ひろみ(いちかわ ひろみ)
プロフィール 国家が課す兵役の義務を自分の良心に従って拒否する人(=兵役拒否者)の研究を続けています。
専門分野 国際関係論・平和研究。戦争に直面した個人に関心があります。
現在取り組んでいる研究 兵役拒否、徴兵忌避者ら個人および支援運動について、ジェンダーの視点を加えて分析している。

できれば、生徒さんに発言をしてもらって双方向の授業としたいです。

えん罪はなぜ起きる or 犯罪・非行について考える

講義可能日 10月~1月 木(終日)
キーワード えん罪、裁判、少年非行、犯罪と刑罰
講義内容 具体的な事例を取り上げながらえん罪の発生原因について考えます。
犯罪・非行への対策として厳罰化だけではなぜ駄目なのかを考えます。
使用機器 液晶プロジェクター、スクリーン
講師名 伊藤 睦
プロフィール 東北大学大学院博士後期課程修了。博士(法学)。
専門分野 刑事訴訟法
現在取り組んでいる研究 証人審問権と証拠法がテーマです。比較法の対象はアメリカ合衆国です。

「権利の濫用」について ~新しい社会を切りひらくために~

講義可能日 6月~7月 金曜(終日)
8月~9月15日 いつでも調整可
10月~1月 金曜(終日)
2月~3月 いつでも調整可
キーワード 民法、権利の濫用
講義内容 法律というと、冷たい印象を持っていませんか?少なくとも、生活に関わる民法は、杓子定規に紛争を処理して終わり、ではありません。NHK連続ドラマ「虎に翼」に出てきた判例に触れつつ、民法の世界をお話します。
使用機器 液晶プロジェクター、スクリーン(パワーポインターを使う予定)
講師名 岡田 愛
プロフィール 北九州出身。関西大学法学部を卒業後、司法書士を目指し、合格後に研究の世界へ進みました。
専門分野 民法の中でも総則分野を専門にしています。
現在取り組んでいる研究 民法改正後における錯誤および前提論について。消費者契約法分野についても研究しています。

働くことをめぐる法律問題

講義可能日 授業期間中 金曜日(終日)
それ以外の期間 柔軟に対応します
キーワード アルバイト労働、労働時間、賃金、休憩、ハラスメント、労災など
講義内容 アルバイトを含め、働くことをめぐる法規制の基礎について学ぶ(できるだけ学生にとって身近な内容を取り上げる)
クイズ形式も取り入れる予定
使用機器 液晶プロジェクター、スクリーン
講師名 烏蘭格日楽(オランゲレル)
プロフィール 法学博士(神戸大学)
専門分野 労働法、社会保障法
現在取り組んでいる研究 非正規雇用をめぐる法規制、女性の働き方と法制度、ワーク・ライフ・バランス、外国人労働者をめぐる法政策、日本・中国・カナダ(オンタリオ州)の比較法研究

日常生活と憲法

講義可能日 授業期間中 木曜・土曜(終日)
授業期間以外 原則としていつでも対応可能
キーワード 法学、憲法
講義内容  日常生活と憲法の関係について、高校生の皆さんの身近な話題と関連させて解説します。SNSと憲法、校則と憲法、アルバイトと憲法など。ジェンダーと憲法についても対応できます。
使用機器 なし
講師名 北村 貴
プロフィール 早稲田大学法学部卒業。早稲田大学大学院公共経営研究科博士後期課程修了。博士(公共経営)。
専門分野  憲法・比較憲法。特にオーストリア憲法・スイス憲法。
現在取り組んでいる研究 オーストリア憲法における統治機構(政治制度)の規定について研究しています。

逸失利益の算定等における男女格差の問題について

講義可能日 6月~7月 木曜(午後)、金曜(終日)
10月~2月 火曜(午後)、木曜(午後)
キーワード 民事責任、損害賠償、逸失利益、保険契約、ジェンダー問題
講義内容 交通事故などが発生すると加害者が被害者に対して損害賠償責任を負うが、この賠償責任の対象となる「損害」はどのように算定されるのか、算定された損害に男女差があるのか等の問題を説明し、その具体的な場面をとり上げる。
使用機器 液晶プロジェクター、スクリーン
講師名 桜沢 隆哉
プロフィール
早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程満期退学。現東京都立大学法科大学院助教、京都女子大学法学部専任講師、准教授を経て、教授(現職)。
専門分野 商法、会社法、保険法
現在取り組んでいる研究 損害保険と民事責任の交錯問題、生命保険と相続との交錯問題など保険法上の諸問題について研究しています。

市民生活・経済生活と法

講義可能日 5月~7月 金曜(終日)
キーワード 裁判と法、民事責任、刑事責任、成年、消費者、ステーク・ホルダー、リスクマネジメント
講義内容 法学入門-交通事故の事例など、人の一生と法律、ビジネス法入門、リスクマネジメントと法、消費者法入門、企業倫理・ソフトロー・SDGsと法。
使用機器 なし
講師名 志津田 一彦
プロフィール
長崎県出身。大阪大学法学部卒、博士(法学)中央大学。富山大学名誉教授。2016年4月より、現職。
専門分野 商法、企業法、ビジネス法、海事法、多国籍企業法
現在取り組んでいる研究 ①国内・国際ビジネス法、②消費者法、③運送法、④経済・経営と法、⑤民法・商法改正

新型コロナの感染状況等により、Teamsによる遠隔授業の方式を採用させていただく場合がございます。

民事訴訟のルール

講義可能日 授業期間中 木曜、土曜(いずれも終日)
授業期間外 いつでも
キーワード 民事訴訟法
講義内容 民事訴訟においては、原告の主張する権利・法律関係の有無が審理されます。その際には、権利・法律関係の有無を判断するためのルールだけでなく、手続についてのルールが出てきます。講義では、後者を中心に説明いたします。
使用機器 黒板又はホワイトボード
講師名 谷口 哲也
プロフィール 中央大学大学院法学研究科民事法専攻博士課程後期課程単位取得満期退学
専門分野 民事訴訟法
現在取り組んでいる研究 民事訴訟法(学)の一分野である倒産法(学)について研究しています。

ジェンダー等あらゆる差別のない社会を作るために法律にできること

講義可能日 9月、3月 金曜(終日)
キーワード ジェンダー、差別禁止、法律
講義内容 日本では、憲法の人権規定などがありながら、ジェンダーを始め様々な理由による差別の事例は後を絶ちません。法律によって差別のない社会を目指すことはできるのか、内外の議論を紹介しつつ皆さんと考えていきます。
使用機器 プロジェクター、スクリーン
講師名 手嶋 昭子
プロフィール 人が自他を尊重しあえる社会を築くことに関心を持っています。
専門分野 ジェンダー法、家族法、法社会学
現在取り組んでいる研究 DV・性暴力等の被害者支援と加害者対応、包括的差別禁止法の制定

民法(日本法)または英米法のなかから現代的な法律問題

講義可能日 10月~1月 木曜(終日)、金曜(終日)
2月~3月 いつでも(合理的な時間帯)
キーワード 民法、英米法、契約、不法行為、損害賠償
講義内容 民法は人と人との間の権利や義務について定める法律です。具体的には、売買・賃貸借といった契約や交通事故・名誉毀損などの不法行為を扱います。講義では日ごろ報道で目にする民事事件の法律問題について説明します。
使用機器 液晶プロジェクター、スクリーン
講師名 舩越 優子
プロフィール
博士(法学)神戸大学
LL.M(Master of Laws)米国ワシントン大学
専門分野 民法、英米法
現在取り組んでいる研究 契約法や不法行為法について比較法(学)的な観点から研究しています。

人権問題に関する国連の活動

講義可能日 9~10月 木・金(応相談)
キーワード 国際連合(国連)、人権、紛争、国際条約、日本の貢献
講義内容 国際社会で生じている人権問題(国際と日本の両方を含む。)を題材として、それがどのような国際条約で保障されている人権に関わるもので、どのような改善策が勧告されるべきものなのかを受講生と一緒に考える。
使用機器 液晶プロジェクターあるいはスクリーン
講師名 前田 直子
プロフィール
京都女子大学法学部教授。京都大学法学部卒業・同大学院人間・環境学研究科博士課程修了。
専門分野 国際人権法。特に国連による人権保障制度や日本の難民認定制度。
現在取り組んでいる研究 国連人権条約が保障する人権と国連による各国の人権状況のモニタリング・改善勧告の制度と実行。

学校における法律問題

講義可能日 7月まで 月・火・土・日(終日)
8月 ほぼ対応可能。
9月~1月 火、土、日(終日)
2月~3月 木曜日を除き、ほぼ対応可能。
その他お気軽にご相談ください。
キーワード 学校、髪型、校則、退学、宗教、法律
講義内容 学校で生じる法律問題を具体的な判例を挙げて解説します。とりわけ、退学処分、丸刈り校則、バイク・パーマ禁止、学校での事故(津波災害を含む)などを素材に、損害賠償の訴えや退学取消しの訴えを論じます。
使用機器 なし
講師名 松塚 晋輔
プロフィール
九州大学大学院博士課程修了。博士(法学)。ドイツ・シュパイアー行政学大学修士課程修了。行政学修士。
専門分野 行政法、行政救済法、地方自治法です。中でも、私人と行政の協働関係の研究。
現在取り組んでいる研究 ドイツの民営化やPPP(公私協働)を日本のそれと比較しています。最近は、温室効果ガスの判例研究や技術検査の紛争も。

「ビジネスと人権」の考え方と国際的民事訴訟

講義可能日 10月~12月 木曜(午後)
キーワード 人権、環境、民事訴訟
講義内容 30年前と現在とでは国際的な企業活動をめぐる法的環境が変わってきていることを取り上げる予定です。
使用機器 液晶プロジェクター、スクリーン(パソコン)
講師名 的場 朝子
プロフィール
日本、トルコ、英国、カナダ、スイス、フランス、ドイツ等、多様な地で学んできました。
専門分野 国際私法、国際民事手続法
現在取り組んでいる研究 外国裁判の承認・執行の在り方や仲裁廷による保全措置の執行について研究しています。

正当防衛

講義可能日 授業期間中 月曜(終日)
授業期間外 いつでも
キーワード 刑法
講義内容 正当防衛とその周辺の過剰防衛、誤想防衛、偶然防衛など小説や刑事ドラマでもよく出てくる言葉について、わかりやすく解説します。
使用機器 黒板またはホワイトボード
講師名 山本 光英
プロフィール
中央大学大学院法学研究科刑事法専攻博士後期課程単位取得満期退学
専門分野 刑法
現在取り組んでいる研究 因果関係論、結果的加重犯論、錯誤論、共犯論について研究しています。