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現代社会学部 教育課程編成・実施の方針

現代社会学科 教育課程編成・実施の方針

「現代社会学科学位授与の方針」に掲げる能力・資質を身につけるため、「京都女子大学教育課程編成・実施の方針」に基づき教育課程を体系的に編成し、カリキュラム・マップ、カリキュラム・ツリーやナンバリングを用いてその体系性・構造を明示する。

知識・理解

1年次では、人文・社会科学から情報・自然科学までの幅広い分野について、導入科目とアプローチ科目を履修し、現代社会を理解するうえで必要な基礎的知識を修得します。2年次からは「文化・心理」「家族・地域」「経済・ビジネス」「環境・公共」「政治・国際関係」の5コースのいずれかを選択し、体系的に配置されたコース科目群を履修して専門的な知識を修得するとともに、自分の選択したコース以外からも専門科目を履修することにより、現代社会の諸問題について多角的に考察する分野横断的な視野を獲得します。

汎用的スキル

1年次後期から3年次まで体系的に配置された英語・調査・情報の3領域からなるスキル科目を選択し、現代社会で求められる技能や能力を修得します。英語系のスキル科目では、専門文献の講読や語学研修を通じて英語運用能力を高めます。調査系のスキル科目では、現代社会を的確に把握するための社会調査のスキルを修得します。情報系のスキル科目では、情報通信技術(ICT)を活用するスキルを修得します。また演習科目や講義科目における能動的な学びを通じて、正確な日本語を運用する能力を育成します。

思考力・判断力

1年次から4年次まで少人数制の演習科目を履修し、現代社会の諸問題に対するアクティブ・ラーニングを実践します。1年次前期のゼミでは、基本的なアカデミック・スキルを修得し、1年次後期から2年次後期までは、1セメスターあたり1つのテーマに関するゼミを選択して学びの領域を広げていきます。3年次から4年次にかけては、卒論作成に向けて各自の関心に応じたゼミを選択し、専門的な学びを発展させます。これら演習科目やその他の講義科目における能動的な学びを通じて、現代社会の諸問題について論理的に思考し、また合理的に判断する力を養います。

対話・協働性

演習科目と講義科目において、プレゼンテーションやディスカッション、またグループワークなどを行い、他の人々との対話・協働を通じて現代社会の諸問題について深く考察し、その解決に向けて取り組むことを学びます。また、現代社会の多様な考え方や価値観に触れるなかで、他の人々との対話や協働のあり方とその必要性について理解を深めます。

主体性

演習科目と講義科目において、自発的に課題を発見し、その解決に向けて取り組む力を養成します。そして4年次には、大学での学修の集大成として、指導教員の指導のもと、自ら設定したテーマについて卒業論文を作成し、生涯にわたって学び続ける能力の確立を目指します。

評価方法

学修成果は、各授業科目の到達目標の達成度について、成績評価基準(試験、レポート、平常点)を用いて評価する。さらに、成績分析や卒業論文・研究、授業アンケート、ジェネリックスキル測定テスト等の結果を用いて、教育課程全体の評価検証を行う。