

生活デザイン研究所
杉本家住宅にて、すす払い・ちまき作りに参加しました
下京区にある国の重要文化財の杉本家住宅では、祇園祭が始まる1ヶ月前に「すすはらい」という大掃除をおこないます。毎年、京都女子大学生活デザイン研究所の学生が参加し、今年は6月28日におこないました。
当日は株式会社サンコー(和歌山県海南市)の皆様にもご協力いただき、当活動がきっかけて誕生したシリーズ商品「京町家お掃除の知恵シリーズ」などの掃除用品を提供していただきました。
「京町家お掃除の知恵シリーズ」は、2022年からスタートした生活デザイン研究所とTOPPAN株式会社との連携事業で提案した製品で、今回の活動でも仏間の掃除や、畳・障子の桟などのホコリ取りに役立てられました。
特に「OMOTENASHI Selection 2025」で金賞に選ばれた「汚れ落とし手袋」は仏間庭石を洗うのにとても効果的でした。
その前日の6月27日(金)、杉本家住宅「KOMEGLAキャンパス」にて祇園祭伯牙山ちまき作りをおこないました。
参加した学生たちは、杉本家10代目当主・杉本節子さんの指導のもと、ちまきにのし紙と「蘇民将来子孫也」と記された護符を巻き、ひとつひとつ丁寧に100本のちまきを仕上げました。
学生たちは作業をしながら祇園祭の歴史や伯牙山についてのお話を聞き、京都の伝統や文化に触れることができました。
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「汚れ落とし手袋」で畳の掃除 -
丁寧に掃除をする学生たち -
伯牙山のちまきを作る学生たち