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データサイエンス研究所

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【データサイエンス研究所】ダッソー・システムズ株式会社との連携事業として,堤ヶ岡飛行場跡地活用プロジェクトのワークショップを開催しました

 データサイエンス研究所では,データサイエンスによる社会の課題解決およびイノベーション創出に貢献することを目的に本学のデータサイエンスに関する物的・人的・知的資源を活用して,行政・企業・教育機関との連携を行っています.
 12月10日(水)に本研究所とダッソー・システムズ株式会社の共同で群馬県高崎市の堤ヶ岡飛行場跡地活用プロジェクトをテーマとしたワークショップを本学にて開催し,京都女子大学データサイエンス学部の2回生19名が参加しました.同プロジェクトでは,先端技術を有する企業の誘致や,街づくりやモビリティのDX,再生可能エネルギーの活用などによって,約90ヘクタールの飛行場跡地に次世代の都市をつくることを目指しています.今回のワークショップは,Zoomを活用して高崎経済大学の会場ともオンラインで結び,同大学の学生9名と群馬県高崎市の担当者も参加する合同開催となりました.
 京都女子大学から参加した学生は5つのチームに分かれ,生成AIを活用してプロジェクトが実施される「群馬県高崎市はどのような都市か」について各々情報収集を行い,地域の名産品,気候・災害の発生リスク,大規模なイベントが開催できるのかなど特徴抽出を実施しました.その後,収集した情報をもとに各チームが事前に考えてきた堤ヶ岡飛行場跡地が目指すべきムーンショット目標*について,ブレインストーミングを活用しながら肉付けを行っていきました.
 ワークショップの最後には,京都女子大学,高崎経済大学の参加チームから代表者がムーンショット目標などについて発表を行いました.今回は時間の都合上データを利活用したアイデア出しまでは実施できませんでしたが,引き続きアイデアのブラッシュアップを行い,学外でのプレゼンテーションを予定しています.

*ムーンショット目標とは,人類初の月面着陸(アポロ計画)のような現状では困難であるが実現すれば社会に多大な変革をもたらすような壮大な目標のことを指します.
 
  • グループ・ディスカッションの様子1
  • グループ・ディスカッションの様子2
  • グループ代表者による発表の様子