

ジェンダー教育研究所
京都中小企業家同友会女性部会アンケート調査に協力~学長がアンケート調査の設計についてアドバイス
竹安栄子学長が8月31日、本学にて、京都中小企業家同友会女性部会の部会長鈴木千鶴様、同友会事務局久安千都様をはじめとする6人のメンバーに、社会学の専門家として、アンケート調査の設計について1時間ほど様々な例を挙げて解説し、同友会内でアンケート調査の実施を考えておられる女性部会の皆様にアドバイスをさせて頂きました。
同友会女性部会では、令和4年に女性活躍推進企業アンケートを実施され、報告書を公開されています 。同友会の構成員の間で、女性活躍を推進している企業がどれくらいあるのか、その実態を知るためにアンケートを実施されたそうです。次は、さらにテーマを掘り下げて第2回のアンケートを実施したいとのことで、2020年に連携協定を結んだ本学に協力のご依頼を頂きました。具体的には、女性部会の鈴木会長が京都市男女共同参画審議会の委員を務めておられ、そこで同委員である手嶋昭子法学部教授に、お声をかけて下さったことが発端です。今回は、アンケート調査に関して造詣の深い竹安学長が、少しでも京都の中小企業における女性活躍推進に貢献させて頂くことができれば、本学の教育理念に照らしても有難いと、本学の連携協力活動の一環として、お話をさせて頂くことになりました。
ご参加の女性部会メンバーの皆様には、大変勉強になったと喜んで頂き、また、なかなかジェンダー平等が進まない日本企業の現状に対する学長の明快な分析に、我が意を得たりと思ったというご感想も頂きました。今後は、経営学の視点からは江向華現代社会学部准教授が、ジェンダーの視点からは手嶋教授が、調査票の作成等につきお手伝いをさせて頂くことになっています。
このたびのご協力は、連携協定の枠組みの中での活動となりますが、竹安学長はジェンダー教育研究所の兼担研究員であり、手嶋教授はジェンダー教育研究所長であることから、ジェンダー教育研究所としても、地域連携に貢献させて頂く機会となりました。京都中小企業家同友会女性部会が実施される第2回のアンケート調査が実り多いものになりますことを、関係者一同念じております。
京都中小企業家同友会女性部会「女性活躍推進企業アンケート結果」報告書https://kyoto.doyu.jp/wp-content/uploads/2023/03/ab5a821427999db696b5147b2b525e0e.pdf
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当日の様子 -
京都中小企業家同友会女性部会のみなさまと