ジェンダー教育研究所
「私の未来設計図 ~京都女子大学×ダッソー・システムズ株式会社~最初の一歩は、きっと『想像』から始まる」—— ジェンダー教育研究所学生リーダーがイベントを開催
2025年10月30日(木)、京都女子大学「交流の床」にて、京都女子大学とダッソー・システムズ株式会社(以下、ダッソー・システムズ)とのコラボイベント「私の未来設計図 ~最初の一歩は、きっと『想像』から始まる~」を開催しました。本イベントは、昨年度に続く連携企画であり、キャリアに関するバイアスをなくし、「どこに就職するか」ではなく「私はどうなりたいか」を早期のうちに言語化して考えることを目的としています。また、実際のロールモデルの経験から新しい知見や選択を得て、固定概念を取っ払い自信をもつことを目指し、ダッソー・システムズの社員の方々との交流を提供するものです。
ジェンダー教育研究所学生リーダー(以下、学生リーダー)として活動している、大学院現代社会研究科修士1回生の松田あんな、データサイエンス学部3回生の井上史菜を中心として、企業との交渉、イベントの企画から、ワークシート・チラシの作成、学内広報、当日の司会進行などを行いました。
当日のオープニングでは、本学の竹安栄子学長とダッソー・システムズの執行役員人事本部人事本部長のミルハウス邦子様が、ダッソー・システムズと本学との連携やイベントの趣旨をお話しくださいました。また、本イベントで、各々が思い描く将来像を社員と学生間でリアルに共有することで、学生にとって今後のライフイベントの参考になればと期待を語ってくださいました。
イベント前半では、ダッソー・システムズの社員の方2名に、学生時代に思い描いていた自分の将来と実際のキャリアについてご講演いただきました。ダッソー・システムズの実光美和様は、大学時代に思い描いていた将来のイメージと現在は異なっている背景からお話くださいました。自身の築いてきたキャリアのなかで「どのように成長し、どんな自分に出会えるかを胸に、挑戦を重ねてきた」と語られ、行動していくことの大切さを伝えてくださいました。
続いて、金子菜穂様からは、学生時代に思い描いていた未来と実際とではギャップを感じたものの、新卒入社時は何事にも一途に一生懸命取り組んだことで徐々に視野が広がり、具体的な施策や将来のイメージを考えられるようになっていったとお話しいただきました。さらに、自分が大切にしている価値観として、「興味を持ったことに挑戦してみること、続けてみること」を挙げ、参加者の学生に向けて温かいメッセージをくださいました。
その後、参加者は少人数でグループに分かれて「10年後の"ある1日"を描く」未来設計のワークを行いました。事前に用意したワークシートに各自記入する時間を設けた後、グループ内で発表を行いました。ワークシートでは、10年後の自分の仕事や家庭の状況などを詳細に想像し、平日のある1日のスケジュールを考えました。記入する時間も和やかな雰囲気が広がっていました。
各グループにはダッソー・システムズの社員の方に2名ずつ入っていただき、参加者のキャリア構想を共有した後に、具体的な質問への回答や励ましの言葉をいただきました。参加者のアウトプットのみならず、社員の方々の学生時代の構想や、これまでのキャリアを通して得た経験談などを交えてアドバイスをいただき、参加者にとって自分の思い描く未来により大きな自信を持つことが出来たと思います。
参加後のアンケートでは「就職活動時だけでなく、社会に出てからも自分に合った職を追い求めてきたと伺い、就活に対するプレッシャーや不安が軽くなった」「就職してからさらに楽しくなったという言葉に希望を持てた」と前向きな感想が寄せられました。
今回のイベントでは、京都女子大学の学生が主体的に企画・運営し、参加者が具体的にどのような生活を送りたいかを考えるとともに、それらを言葉にして共有することで、将来への視野をより広げる機会となりました。また、ダッソー・システムズの社員の方々との直接の交流により、ロールモデルの経験や価値観に触れることができ、より具体的な未来設計を考えることができたと感じています。
本イベントにご協力いただいたダッソー・システムズの皆様、大学関係者の方々に心より感謝申し上げます。
(文責:京都女子大学ジェンダー教育研究所学生リーダー: 現代社会学部4回生 石井亮子)
ジェンダー教育研究所学生リーダー(以下、学生リーダー)として活動している、大学院現代社会研究科修士1回生の松田あんな、データサイエンス学部3回生の井上史菜を中心として、企業との交渉、イベントの企画から、ワークシート・チラシの作成、学内広報、当日の司会進行などを行いました。
当日のオープニングでは、本学の竹安栄子学長とダッソー・システムズの執行役員人事本部人事本部長のミルハウス邦子様が、ダッソー・システムズと本学との連携やイベントの趣旨をお話しくださいました。また、本イベントで、各々が思い描く将来像を社員と学生間でリアルに共有することで、学生にとって今後のライフイベントの参考になればと期待を語ってくださいました。
イベント前半では、ダッソー・システムズの社員の方2名に、学生時代に思い描いていた自分の将来と実際のキャリアについてご講演いただきました。ダッソー・システムズの実光美和様は、大学時代に思い描いていた将来のイメージと現在は異なっている背景からお話くださいました。自身の築いてきたキャリアのなかで「どのように成長し、どんな自分に出会えるかを胸に、挑戦を重ねてきた」と語られ、行動していくことの大切さを伝えてくださいました。
続いて、金子菜穂様からは、学生時代に思い描いていた未来と実際とではギャップを感じたものの、新卒入社時は何事にも一途に一生懸命取り組んだことで徐々に視野が広がり、具体的な施策や将来のイメージを考えられるようになっていったとお話しいただきました。さらに、自分が大切にしている価値観として、「興味を持ったことに挑戦してみること、続けてみること」を挙げ、参加者の学生に向けて温かいメッセージをくださいました。
その後、参加者は少人数でグループに分かれて「10年後の"ある1日"を描く」未来設計のワークを行いました。事前に用意したワークシートに各自記入する時間を設けた後、グループ内で発表を行いました。ワークシートでは、10年後の自分の仕事や家庭の状況などを詳細に想像し、平日のある1日のスケジュールを考えました。記入する時間も和やかな雰囲気が広がっていました。
各グループにはダッソー・システムズの社員の方に2名ずつ入っていただき、参加者のキャリア構想を共有した後に、具体的な質問への回答や励ましの言葉をいただきました。参加者のアウトプットのみならず、社員の方々の学生時代の構想や、これまでのキャリアを通して得た経験談などを交えてアドバイスをいただき、参加者にとって自分の思い描く未来により大きな自信を持つことが出来たと思います。
参加後のアンケートでは「就職活動時だけでなく、社会に出てからも自分に合った職を追い求めてきたと伺い、就活に対するプレッシャーや不安が軽くなった」「就職してからさらに楽しくなったという言葉に希望を持てた」と前向きな感想が寄せられました。
今回のイベントでは、京都女子大学の学生が主体的に企画・運営し、参加者が具体的にどのような生活を送りたいかを考えるとともに、それらを言葉にして共有することで、将来への視野をより広げる機会となりました。また、ダッソー・システムズの社員の方々との直接の交流により、ロールモデルの経験や価値観に触れることができ、より具体的な未来設計を考えることができたと感じています。
本イベントにご協力いただいたダッソー・システムズの皆様、大学関係者の方々に心より感謝申し上げます。
(文責:京都女子大学ジェンダー教育研究所学生リーダー: 現代社会学部4回生 石井亮子)
-
真剣なまなざしでご講演を聞き、自分たちのキャリア構想の参考にする参加者 -
参加者の”10年後の未来”を共有 -
笑顔で語り合う参加者たち
