英語文化コミュニケーション学科
【英語文化コミュニケーション学科】公開講座のお知らせ「異文化との出会いが生み出すもの——文学・能狂言からアニメ表現まで」
英語文化コミュニケーション学科の新任教員が担当する2つの講座では、異文化との出会いをテーマに、文学・能狂言や視覚表現を取り上げます。
第1部 アイルランド文学と能狂言の出逢い
真鍋晶子(本学科教授)・松本薫氏(大蔵流狂言師)
英国の西に位置する島、アイルランドは神話が豊かで、妖精譚などのお話や歌が語り継がれています。そのノーベル賞詩人・劇作家W.B.イェイツ(1865-1939)は、英国からの独立戦争のなか、これらを題材に劇を書きましたが、その過程で能狂言と出逢い、斬新な形の一連の劇を生み出しました。本講座では、特にイェイツが「狂言」として書いた『猫と月』に東洋と西洋の邂逅の成果をみます。その節付け・演出を手がけ、アイルランド公演も体験された狂言師松本薫氏から演じる側の視点についてもお話しいただきます。100年余り前に異文化との出逢いが生んだ作品を味わい、さらに新たな表現の可能性についても考えてみましょう。
第2部 大坂なおみのアニメ表象から考える「白い肌」と「日本人らしさ」
渡辺紀子(本学科助教)
大坂なおみ選手を描いたアニメ広告が英語圏で whitewashing(白人化)として批判され、国際的に報じられた出来事をきっかけに、日本の視覚表現について、①異なる社会的・文化的文脈でどのように受け止められ、そこにはどのような背景があるのか、②日本ではどのような歴史的・社会的過程を経て「白い肌」が慣習的に用いられるようになったのかを、さまざまな視覚表現を手がかりに見ていきます。こうした問いを通して、英語圏と日本で「白い肌」が持つ意味や、「日本人らしさ」との関係について考えてみましょう。
両講座とも、英語文化コミュニケーション学科の専門領域に触れながら、文学・伝統芸能・視覚表現に関心のある幅広い方々にお楽しみいただける内容です。ぜひご参加ください。
日時: 2026年11月17日(火)13:00~16:15
(第1部:13:00〜14:30 第2部:14:45〜16:15)
会場: 図書館1階「図書館交流の床」
受講料: 無料(事前申込制)
申込締切: 2026年11月13日(金)17:00
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会場は、マップに「新図書館」と表示されている建物の1階、「図書館交流の床」です。プリンセスラインのバス停「京都女子大学前」からすぐの場所にあります。なお、マップの矢印が示すJ校舎は会場ではありませんので、ご注意ください。
