学校法人京都女子学園カスタマーハラスメント基本方針
令和8年9月29日制定
1.基本的な考え方
本学園は、「学校法人京都女子学園倫理憲章」において建学の精神および教育理念に基づき、幼稚園から大学院までの一貫した教育を通じて、社会に貢献する人材の育成に努めることを使命としています。また、すべての人々の基本的人権を尊重するとともに、ハラスメントを許さず、すべての構成員が安心して学び、働くことのできる環境を提供することを掲げています。
本学園の教育活動及び学校運営は、保護者、在校生、卒業生、地域住民その他関係機関の皆様との信頼関係の上に成り立っています。本学園は、学園に寄せられるご意見、ご要望及びご指摘を真摯かつ誠実に受け止め、教育研究活動及び学校運営の改善に努めます。
一方で、教職員の人格や尊厳を傷つける行為や、教育研究活動及び学校運営に支障を及ぼす行為については、園児・児童・生徒・学生の学習環境及び教育研究環境を守る観点から、組織として適切かつ毅然と対応します。
2.本学園におけるカスタマーハラスメントの定義
本学園では、保護者、在校生、卒業生、地域住民その他学園関係者等からのご意見、ご要望、ご指摘その他の言動のうち、その要求内容自体が社会通念上相当性を欠くもの、又は要求内容が正当なものであっても、その要求を実現するための手段又は態様が社会通念上相当な範囲を超えるものであって、教職員の就業環境又は教育研究環境を害するものをカスタマーハラスメントと定義します。
なお、電話、電子メール、SNSその他インターネット上で行われる言動も対象に含みます。
3.本学園におけるカスタマーハラスメントの具体例
本学園では、次のような行為をカスタマーハラスメントに該当する例として位置付けています。
(1)要求内容が社会通念上相当でないもの
・教職員に権限のない事項や対応が困難な事項についての執拗な要求
・学園の規程、手続き又は教育上の判断を著しく逸脱する特別な対応の要求
・土下座、過度な謝罪又は不当な補償の要求
・教職員の処分や異動等の強要
(2)手段又は態様が社会通念上相当でないもの
・暴言、侮辱、誹謗中傷、脅迫等の精神的攻撃
・暴力行為等の身体的攻撃
・威圧的又は高圧的な言動
・長時間の電話、居座り、執拗な連絡
・SNS等による誹謗中傷や個人情報の拡散
・差別的又は性的な言動
・無断録音・録画及びその公開
・教職員等へのつきまとい行為
・その他、教育研究活動や学校運営に著しい支障を与える行為
※上記は例示であり、これらに限られるものではありません。
4.本学園の対応方針
本学園は、カスタマーハラスメントに対し、教職員個人ではなく組織として対応します。事実関係を確認したうえで公正かつ適切に判断します。
問題となる言動については、その中止を求め、改善が見られない場合には、対応する部署又は担当者の指定、複数名による対応、対応方法の変更、面談又は電話による対応の終了、文書又は電子メールによる対応への切替え等の措置を講じることがあります。また、特に悪質な場合又は教職員若しくは関係者の安全確保が必要な場合には、施設への立入り制限、顧問弁護士や警察等の関係機関との連携、法的措置その他必要な措置を講じることがあります。
なお、本学園は、学生本人又は園児、児童、生徒本人の主体性を尊重し、保護者間又は学生間の紛争について、継続的な仲介又は代理交渉は行いません。
5.相談及び支援体制
本学園は、担当部署を設置するとともに、相談者のプライバシーの保護に努めます。
また、本学園は、カスタマーハラスメントに関する相談、報告又は事実確認への協力を理由として、教職員に不利益な取扱いを行いません。
6.研修及び再発防止
本学園は、本方針及びカスタマーハラスメントへの対応方法について継続的に周知し、教職員研修を実施します。
また、発生した事案について検証を行い、必要に応じて対応方法を見直すとともに、再発防止に努めます。
7.学園関係者の皆様へ
本学園は、保護者の皆様をはじめとする学園関係者との対話と信頼関係を大切にしています。
園児・児童・生徒・学生が安心して学び、教職員が安心して働くことのできる環境を守るため、本方針へのご理解とご協力をお願いいたします。
学園と保護者・地域社会が相互に尊重し合いながら、より良い教育環境を共に築いていくことを目指します。
以上