生活造形学科
【生活造形学科】丹後地域資源アップサイクルプロジェクト —繊維廃材を活用した、共創による循環型製品開発—に取り組んでいます。
丹後地域は、「丹後ちりめん」に代表される着物地を中心に、先染め織物や服地など多様な織物を生産する日本有数の織物産地です。長い歴史の中で培われた高度な染織技術を基盤に、豊かなものづくりの文化を受け継いできました。この文化をこれからの世代へ継承していくためには、若い世代が地域の技術や文化に触れ、その魅力を知るとともに、自ら関わり、新たな取り組みや行動へとつなげていくことも重要です。
生活造形学科宮原ゼミでは、京都府織物・機械金属振興センターとの連携のもと、京都府令和8年度「京都未来人材育成プロジェクト事業」の採択を受け、丹後地域の織物産業が抱える課題解決を目的として、丹後地域の織物製造工程で生じる繊維廃材「フサ耳」を活用したアップサイクル製品の開発研究に取り組んでいます。学生の自由な発想を生かして新たな活用方法を考えるとともに、丹後地域のものづくりに触れる機会と交流を通して、地域産業への理解と関心を深めることを目的としています。
9月3日から5日に大阪・BREEZÉ BREEZÉで開催された「私たちのSDGs2026~繊維製品の循環をめざして~」では、丹後地域から提供を受けたフサ耳を用いて、学生のアイデアから制作した作品「フサミー」を発表しました。この取り組みは繊研新聞にも掲載されるなど、丹後の織物素材と「フサ耳」の新たな活用の可能性を伝える機会となりました。
10月には学生が丹後地域を訪問し、織物産業の現場や製造技術について理解を深める予定です。
今後も、地域の事業者や関係機関との交流を通して、地域資源活用モデルの検討を行うなど学生自身が丹後地域の染織技術や文化の魅力を発見し、発信するとともに、その継承につながる活動へと発展させていきます。
