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食物栄養学科

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大学院生が二つの賞を同時受賞

 2026年10月10-12日に宇都宮市で開催された日本高血圧学会学術総会にて、当研究室の大学院生 木村 叶さんが研究成果を発表し、女性研究者奨励賞と若手研究者奨励賞 Young Investigator’s Promotion (YIP) を受賞しました。

国立循環器病研究センター健診部 小久保喜弘部長らと共同で、同センターが実施している一般地域住民コホート『吹田研究』のデータを用いて研究しました。吹田研究の参加者6,073名のうち、30年間追跡調査できた629名を解析したところ、中年後期(50〜64歳)のⅡ度以上の高血圧(最高血圧≥160 mmHgまたは最低血圧≥100 mmHg)は、至適血圧と比較して、30年後の認知機能障害のリスクを 交絡因子を補正したオッズ比として約4.5倍増加させるという結果が得られました。このことから、認知機能低下を予防するために、中年期の高血圧予防および管理が重要であることが明らかになりました。

中年期の高血圧は認知機能低下を来すことを示唆する研究結果はこれまでにも海外から少数報告されていますが、本研究は日本人の且つ一般住民の調査であること、30年間追跡した調査であることなどの意義があります。一方で、30年間追跡できた参加者数は多くはないなどの限界もあります。