

ジェンダー教育研究所
京女生のホンネを学長にぶつける! ジェンダー教育研究所が学生有志と学長とのランチミーティングを開催
「講義で学長のジェンダーのお話を聞いて、京女に入学して良かったと思った!」
2023年6月28日、ジェンダー教育研究所の活動に参画を希望している本学有志の学生ら計6名(2~4回生)が竹安栄子学長を囲むランチミーティングを行いました。ミーティングは学生らが学長と協議した上で企画立案し、学部横断型で実現したものです。今回のテーマは「竹安先生に聞いてほしい、京女生のホンネ」。学生生活に関連するジェンダー平等の課題を主なテーマに、学長を交えて活発な意見交換がかわされました。ランチは各自でお弁当やおにぎりを持ち寄りました。
ミーティングでは自己紹介の後、ランチを食べながら議論が進みました。「入学して、講義で学長からジェンダーのお話を聞いて、ああ、やっぱり京女に入って良かったと思った!」「1回生でジェンダー科目を受講必須にしてほしい」「講義ではジェンダー平等を前提に『彼氏』と言わずに『恋人』と言ってくれる先生もいて嬉しいが、たまに『皆は女の子だから…』という先生もまだおられる。私の方が先生よりジェンダーについて詳しいなと思う時もあります」「自立した女性の育成を目指した講義はインパクトがあり、私には響いた」「学長の講義を受けた後は、これまであまり気にならなかったテレビ番組での『嫁』『女子ども』という表現も気になるようになった」などさまざまな意見や要望が出されました。
学生生活については「自主的に何かやろうとするとサポートしてくれる先生方がおられるので環境はいい」という感想のほか「学長、京女の今後の生き残り戦略を教えて下さい」という質問も飛び出しました。
学長はジェンダー関連科目の本学における位置づけと今後の方針や戦略について説明をした上で「学内では学生の皆さんの姿は見るが、話をする機会は実はそう多くない。コロナ禍でなかなか難しかったが、ずっと本音を聞く機会が欲しいと思っていた。ランチミーティングの時間はあっという間だった。ランチミーティングは今後もお願いしたいし、ここを1つの窓口としてジェンダー教育研究所をさらに発展させたい」と述べました。
参加した学生からは「私はジェンダーについてあまり知らなかったが、ランチミーティングに参加したことで考えるきっかけになった」という感想があったほか「ジェンダー教育に消極的な先生方にはもう少しジェンダー教育に関心を持って欲しい」という苦言も呈されました。
学長を囲むランチミーティングはメンバーをさらに広げて、次回は後期に開催予定です。
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6月28日、学長室で行われたランチミーティング