現代社会学科
【現代社会学部】佐藤ゼミ(3・4回生)が手織技術振興財団織成舘を訪問しました
6月3日(水)に西陣大黒町にある公益財団法人手織技術振興財団・織成舘を訪問しました。織成舘は、西陣織の老舗である渡文株式会社により1989年に設立された手織ミュージアムです。渡文は1907年(明治40年)に創業した帯を専門とする機屋さんで、現在も手織工場を稼働されています。実際に、工場を見学させていただき、職人の方の作業を間近で見せていただくことができました。様々な太さの絹糸を用いた帯の構造をいくつかおしえていただき、図案・設計図をもとに電子制御で経糸を動かすジャガード織機で手織りを行う工程を丁寧に解説していただきました。手織りの複雑さや繊細さを感じるとともに、機械織ではけっして生み出せないデザイン・表現や着心地(軽さ)があることを、直にみて理解することができました。手織りの工程は職人の方々の暗黙知に大きく支えられており、複雑な紋様を織り上げるために緯糸を調整したり、おさ打ちの力加減をデザイン・糸の太さによって変えているそうです。精緻で煌びやかな帯の裏には、多くの職人の方々の知識と経験、労働の積み重なりがあることを実感することができました。
渡文株式会社では、1985年から能装束復原事業にも携わっており、ミュージアムでは復原された江戸中期の能装束もみることができました。コレクションされてきた全国の手織物のコレクションや地機もみせていただきました。このほか、一本の帯を織りあげるまでの分業体制と交渉過程、完成した帯が販売されるまでの手続きやルールもおしえていただきました。なかなか触れることのできない西陣の織物業の一端に触れることができ、とても充実した学外授業となりました。
佐藤ゼミでは、手仕事の現代的な価値について議論を重ねていますが、今回の織成舘の訪問を通して、「機械では成し得ないこと」を通して手仕事の価値を生み出すことや、手仕事と機械の協働のあり方について考えることができました。
渡文株式会社では、1985年から能装束復原事業にも携わっており、ミュージアムでは復原された江戸中期の能装束もみることができました。コレクションされてきた全国の手織物のコレクションや地機もみせていただきました。このほか、一本の帯を織りあげるまでの分業体制と交渉過程、完成した帯が販売されるまでの手続きやルールもおしえていただきました。なかなか触れることのできない西陣の織物業の一端に触れることができ、とても充実した学外授業となりました。
佐藤ゼミでは、手仕事の現代的な価値について議論を重ねていますが、今回の織成舘の訪問を通して、「機械では成し得ないこと」を通して手仕事の価値を生み出すことや、手仕事と機械の協働のあり方について考えることができました。
