

現代社会学科
【現代社会学部】佐藤ゼミ(3・4回生)で手仕事のワークショップを開催しました
佐藤ゼミ(3・4回生)では、伏見桃山手芸教室テヅクリの北村さんのご協力を得て、7月2日(水)に手仕事のワークショップを開催しました。学生一人一人が、流しまつり縫い・たてまつり縫い・コの字まつり・金属スナップボタンつけ・ボタンつけを習い、お箸ケースを作りました。
手仕事に実際に取り組みながら、講師の北村さんに質問した学生もいました。「どんな方が手芸教室に来られますか?」「男性も手芸教室に来ますか?」「先生にとって手芸は趣味ですか、仕事ですか?」など、各自が準備してきた質問を先生に投げかけていました。現在では、洋裁・和裁を一から網羅的に習いたいという需要だけでなく、自分で作りたいもの(幼稚園バッグやぬいぐるみ、推し活グッズ)を作るための技術を習いたいという需要もあるようです。
ワークショップ中は、皆が集中して取り組みつつ、おしゃべりをしたり、互いに教えあったりするなど、普段とは異なる表情がみられました。うまくできないときは、質問をしていた学生も多く、積極的な態度がみられました。最後にお箸ケースが完成すると、自信に満ちた笑顔になっていたことが印象的です。授業後には、「次はシャツをつくってみたいです」と北村先生に話していた学生もいました。
佐藤ゼミでは、手仕事の現在的な価値について文献や映画を通して学習し、「小さな生産者」になることの重要性についても議論しています。些細なモノでもそれを生み出す過程では、コミュニケーション、人柄、能力、感情、マインドフルネスが引き出されます。また、材料からカタチのあるものを完成させた瞬間、そしてそのあとには、また異なるコミュニケーションや感情、モノへの思いが引き出されます。加えて、何か一つを生み出せば、次はもう少し違うモノを作りたい、もう少し難しいものに挑戦したいといった気持ちが生まれることで、自分なりに腕を磨く道が開けていきます。これらのことは、消費の場面ではなかなか得られない体験と言えます。他方で、近年ではこういった製作体験や技術習得をコンテンツ化した商品も増加しています。今回のワークショップもまたプロセスエコノミニーに類するものであると意識しておく必要はあるでしょう。
今回の手仕事のワークショップを通して、これまで学んできた手仕事に関する内容の一端を、実際に体験することができました。これからは、より実感をもって文献や映画に触れることができると考えています。
手仕事に実際に取り組みながら、講師の北村さんに質問した学生もいました。「どんな方が手芸教室に来られますか?」「男性も手芸教室に来ますか?」「先生にとって手芸は趣味ですか、仕事ですか?」など、各自が準備してきた質問を先生に投げかけていました。現在では、洋裁・和裁を一から網羅的に習いたいという需要だけでなく、自分で作りたいもの(幼稚園バッグやぬいぐるみ、推し活グッズ)を作るための技術を習いたいという需要もあるようです。
ワークショップ中は、皆が集中して取り組みつつ、おしゃべりをしたり、互いに教えあったりするなど、普段とは異なる表情がみられました。うまくできないときは、質問をしていた学生も多く、積極的な態度がみられました。最後にお箸ケースが完成すると、自信に満ちた笑顔になっていたことが印象的です。授業後には、「次はシャツをつくってみたいです」と北村先生に話していた学生もいました。
佐藤ゼミでは、手仕事の現在的な価値について文献や映画を通して学習し、「小さな生産者」になることの重要性についても議論しています。些細なモノでもそれを生み出す過程では、コミュニケーション、人柄、能力、感情、マインドフルネスが引き出されます。また、材料からカタチのあるものを完成させた瞬間、そしてそのあとには、また異なるコミュニケーションや感情、モノへの思いが引き出されます。加えて、何か一つを生み出せば、次はもう少し違うモノを作りたい、もう少し難しいものに挑戦したいといった気持ちが生まれることで、自分なりに腕を磨く道が開けていきます。これらのことは、消費の場面ではなかなか得られない体験と言えます。他方で、近年ではこういった製作体験や技術習得をコンテンツ化した商品も増加しています。今回のワークショップもまたプロセスエコノミニーに類するものであると意識しておく必要はあるでしょう。
今回の手仕事のワークショップを通して、これまで学んできた手仕事に関する内容の一端を、実際に体験することができました。これからは、より実感をもって文献や映画に触れることができると考えています。