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現代社会学科

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アジア市場経済学会第28回全国研究大会を本学で開催しました

  

 6月29日(土)・30日(日)に、アジア市場経済学会 (会長:藤岡資正(明治大学グローバルビジネス研究科教授)) 第28回全国研究大会が本学にて開催されました。大会実行委員長は現代社会学部准教授の江向華が務めました。今回は77名の方にご参加いただき、終始活気に溢れ充実した大会となりました。
 今大会では「激変した世界とアジア経済の共生」を統一論題として、2日間を通して自由論題セッション、国際セッションにおいて活発な議論が展開されました。さらに大会1日目には、若松勇先生(日本貿易振興機構(ジェトロ)調査部長)による講演、山下晃正先生(京都府参与・前副知事)による基調講演が行われました。
 若松勇先生にご登壇いただいた講演「グローバルサプライチェーン再編の見通し~アジアを中心に~」(司会:春日尚雄先生)では、グローバルサプライチェーン発展の経緯や、それに伴う環境変化及びアジアビジネスへの影響等に関する内容でした。
 山下晃正先生にご登壇いただいた基調講演「アジアとの共生:世界から注目される老舗企業の経営哲学とイノベーション」(司会:藤岡資正先生)では、京都老舗企業の長寿秘訣についてお話をされました。
 1日目の最後には懇親会が行われ、多くの方々にご参加いただきました。本学の竹安栄子学長と山下晃正先生からはご挨拶を賜り、本学筝曲部の学生たちには琴の演奏をしてもらい、和やかな雰囲気で交流を深めることができました。また、2日目には、村松潤一教授のリードのもとで開催されたGARC(グローバルアジア研究センター)セッションで理論と実践の融合をテーマとしたパネルディスカッションが行われ、お昼時間にはこれからの学会を担う「若手の会」も開催されました。最後にはオプショナルツアーとして七條甘春堂にて和菓子作り体験を行い、参加者の方に楽しんでいただきました。
 そして江ゼミ4年生の学生たちも、大会スタッフとして受付対応やタイムキーパーなど2日間大変活躍してくれました。何事にも臨機応変に対応する姿は非常に頼もしかったです。
今大会が成功し無事閉会できましたのも、本学の教職員や学生、学会関係者の皆様のご協力のお蔭です。