

心理共生学科
【心理共生学部】京都市紫野障害者授産所を見学しました!(中井靖ゼミ)
心理共生学部の前身にあたる発達教育学部心理学科の中井靖ゼミ3年生・大学院1年生が、2024年10月23日(水)に京都市北区にある京都市紫野障害者授産所を見学しました!
中井靖ゼミではこども発達支援学(発達が気になるこどもとその家族・支援者に関する研究)をテーマにしています。その一環で支援現場のフィールドワークに出かけました。
京都市紫野障害者授産所は京都市で最初に開所した身体障害者授産施設(身体障害のある人が就労・技能を修得することを通してその人の自立を支援する)です。現在は就労継続B型事業所「さくさく工房」と生活介護事業所「菜の花」に移行しています。
当日は、井上裕希所長から事業所について説明していただき、続いて実際に就労されている現場や創作活動に取り組まれている様子を見学させていただきました。
ゼミでは障害のある大人に関する話題に触れることが少ないのですが、こどもから大人までの連続性を想像しながら、今、目の前にいる人のことを考えてほしいです。
【ゼミ生の感想】
紫野障害者授産所で貴重なお話をうかがう中で、地域と障害者の方のつながりを大切にしていると感じました。
暮らす中で地域とのコミュニケーションは難しく、一筋縄では行かないにも関わらず、紫野障害者授産所では、「さくさく工房」で行う「さくさく市」が今年100回を迎えました。
障害者の方の手作りお菓子や雑貨が並ぶハンドメイドのお店で、地域との環を広げる大きなイベントです。
地域の方とのコミュニケーションを増やすことで、「さくさく工房」や「菜の花」を引退した後の次のステップを見越していました。
人生は道なりであるからこそ、障害者の方の未来を一番に考えておられる施設でした。
お忙しい中、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
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井上裕希所長から丁寧に説明していただきました -
さくさく工房さんのレモンクッキーがおススメです!