

日本語日本文学科
【国文学科】オープンキャンパスで、特別イベント「学生による狂言《口真似》」を行いました
川島朋子准教授が担当する授業「国文学特殊講義3B」(3・4回生対象)では、狂言の実演に取り組んでいます。
7月13日(日)のオープンキャンパスにおいて、日本語日本文学科の特別イベント「学生による狂言《口真似》」を行い、2024年度後期の受講生3名(国文学科4回生)が、狂言を披露しました。
会場となった図書館交流の床2階には多くの来場者が足を運んでくださり、出演した学生たちは緊張しながらも半年ぶりの狂言を堂々と熱演することができました。
※ 狂言《口真似》あらすじ
銘酒を手に入れた「主」(しゅう・主人のこと)が、一緒に飲んでくれる相手を探して来いと召使いの「太郎冠者」に命じるところから始まります。ところが太郎冠者が呼んで来た「客」は、酒の席での良くない噂を持つ人物だったのです。追い返すわけにもいかず、もてなすことにしますが、失礼があってはいけないと、主は太郎冠者に「身共の言うようするようにせい」(私の言うよう、するようにしなさい)と命じます。しかし命令の意味を勘違いした太郎冠者は、主の言動をそのまま繰り返してまねをするばかりなので、客は翻弄されて戸惑います。
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多くの観衆を前に、最初は緊張しながら始まりました。 -
太郎冠者は主の言動をその通りにまねします。それぞれの役のセリフと動きの「間(ま)」が重要なところです。 -
客は二人の間に巻き込まれてしまいます。三人の息をぴったりと合わせないとうまくいかない場面です。