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英語文化コミュニケーション学科

#英語文化コミュニケーション学科

【英語文化コミュニケーション学科】2026年度新任教員:渡辺紀子先生からのご挨拶

 <わくわく>を求めて  渡辺 紀子
 
眺めのいい部屋から
この春、新入生とともに京女コミュニティの一員となりました。京都東山の史跡と豊かな緑に囲まれた京女の環境は素晴らしく、文学部の校舎にある私の研究室も「眺めのいい部屋」です。「自分だけの部屋」で執筆も捗りそうですが、学生の皆さんにも気軽に立ち寄ってもらいたいと思います。
 
イギリスと日本での経験を出発点に、点と点をつなげた学際的な研究をする
私はわくわくすることを求めてイギリスの大学院に留学してから、好奇心の赴くままに学問分野の境界を越えて研究してきました。専門は文化研究としていますが、学際的に研究しているので、写真で示した私の研究成果は文学、文化人類学、応用言語学といったさまざまな分野から出ています。いずれも自らの経験を出発点とした研究で、大学院時代の研究、学外での実務経験、大学での教育・研究活動、創作活動が思わぬ形でつながって形になったものです。
 
「読む」ことから話す、書くことへつなげるアカデミックな学びを実践する
英語文化コミュニケーション学科では、私の研究を生かしてイギリスを始めとする英語圏と日本において「自己」(自文化)や「他者」(異文化、多文化)が、誰によって、どのように表象(表現)され、どのような影響を及ぼしているのか、背景も踏まえて読み解く授業を担当しています。ジェンダー、「人種」・エスニシティ、記憶/忘却などの視点をリーディングで学びながらテクスト(歴史教科書、マンガ、アニメ、映画、広告など)を分析・批評し、英語を用いて口頭や筆記で表すほか、日常生活での自らの経験を気づき直して言語化・視覚化することにも取り組んでもらっています。学んだことを生かして、既存のイメージや物語を読み替えたり書き換えたりすることにもチャレンジしてもらいたいと思います。
 
海外の大学や社会に跳び立ち、それぞれの未来を切り拓く力を育む
どの授業においても、私の留学経験と学外での実務経験を踏まえて、海外の大学や実社会で分野や職種を問わず生かされる能力を育むことを心がけています。具体的には、①人前でリラックスして自信を持って自分のことばで発言できるような身体を育むこと、②批評や企画書やポスターなどさまざまな「ジャンル」を用いて、対象とするオーディエンスを意識して日本語と英語と非言語表現により効果的にコミュニケーションできるようにすること、③アカデミックスキルの向上、とりわけ批判的思考力と創造力を育むこと、の3点に力を注いでいます。学生の皆さんのわくわくを引き出しつつ、私自身もわくわくさせてもらえるのを楽しみにしています!
  • 女性によるさまざまなジャンルのライフライティングについての論文集
  • 能の演目を書き換えた演劇作品(イスミマサキ画)と記憶の政治学についての論文集
  • 専門英語教育の実践についての共編著と芸術分野における言語の役割についての論文集