卒業生がK-BALLET COMPANY「くるみ割り人形」でプロデビュー

今年の3月に卒業した今本和佳さんが、12月2日からBunkamuraオーチャードホールで行われるK-BALLET COMPANY「くるみ割り人形」（www.k-ballet.co.jp/contents/2020nutcracker）でプロのダンサーとしてデビューすることになりました。
今本さんは卒業研究で、文献調査や聞き取り調査を行うだけでなく、着用実験を行い踊りやすい衣装の製作を行いました。着用実験の結果、胸部に伸縮性を持たせて呼吸や動作がしやすく、腰部に適切な強さのパワーネットを裏打ちすることで安定して踊りやすいチュチュの構造を提案しました。また、３Dスキャナーで人体を計測し、そのデータに基づいて３Ｄ－CADでパターンを作成することで効率よくダンサーの体に合う衣装を作ることも試みました。最終的には自身の公演の衣装を製作して主役を務めました。写真はその時の模様です。
コロナのため8月に東京に移り住み、ようやくデビューとなりました。これからの活躍が楽しみです。