

法学科
【法学部】京都朝鮮初級学校・付属幼稚班の子どもたちと交流しました
9月27日(金)に市川ゼミの4回生6名と3回生2名が、京都市醍醐にある京都朝鮮初級学校・付属幼稚班の子どもたちと交流しました。「国際関係論・平和研究」を専門とする市川ゼミではマイノリティーの視点から考えることをテーマとしています。
ゼミ生は、2018年から朝鮮学校のオモニ会(保護者会)と交流しています。朝鮮学校には公的な補助がほとんどなく図書室の本も少ないと知り、本を贈る活動もしています。
ゼミ生は、2018年から朝鮮学校のオモニ会(保護者会)と交流しています。朝鮮学校には公的な補助がほとんどなく図書室の本も少ないと知り、本を贈る活動もしています。
京都朝鮮初級学校の子どもたちとの交流会は2022年度から始まりました。昨年度からはオモニ会の方たちのサポートも受け、本にちなんだアクティビティやドッジボール、ダンスをして交流を楽しみました。オモニ会の方たちとも沢山お話し、貴重な気づきの詰まった時間となりました。市川ゼミでは、この活動をこれからもずっと続けたいと思っています。
ゼミ生の感想を紹介します。
「子どもたちが元気で楽しかった。実際に足を運ばなければ知ることができなかったことがたくさんあると実感した。朝鮮学校の歴史や、民族教育の意義を学ばなければ、社会に根強く残る差別や偏見をスルーしてしまったかもしれない。5~6年生の将来の夢を聴いて、子どもたちが夢を叶えられる社会をともに構築していきたいと思った」
「子どもたちは去年のアクティビティを覚えてくれていたり、名前を呼んでくれたり、私がしているこの活動は、子どもたちやオモニ、朝鮮学校にとって本当に影響力のあることなのだと身をもって痛感しました。また、この交流会は子どもたちとゼミ生だけでなく、オモニの皆さんにも会えてお話を聞けるので、いつも新しい気付きや自分では考えなかった視点のお話が聞けるところにとても意味を感じます。『顔の見える交流』はこれからもずっと続けていかなければならない大切な交流会だと改めて感じました」
「オモニ会の方からお話しいただいた際に、『市川ゼミの存在は子どもたちが大人になっても記憶に残るはずだ』と仰ってくださったことがとても嬉しかったと同時に、間接的ではなく直接的に対面で関わる機会の大切さを実感しました」
「教室でのアクティビティーのテーマは『本のポップを作る』というものでした。ポップがどんなものかを想像しづらいかと思い、見本を私たちが作っていくと、子どもたちはそれを参考にしながら各々個性あふれたポップを作ってくれていてとても嬉しかったです」
「朝鮮学校との関わりを持つことができるようになったことを誇らしく思います」