教育学科
【発達教育学部】 京都幼稚園で「音で♪あそぼう」の活動を行いました。
DUMI(デュミ)とは1984年にフランス国民教育省及び文化省によって創設された音楽家のための専門資格です。DUMI資格を持った音楽家は、フランスではDUMISTE(デュミスト)と呼ばれています。DUMISTEは「聴く」「創造する」「演奏する」ことを通して〈音楽〉を教える音楽家です。(https://www.dumi-japan.com)日本で唯一のDUMI資格取得者であり、一般社団法人日仏DUMI協会代表理事でもある柳澤先生のご指導のもと、年長・つぼみ・年少・年中の各クラスが、それぞれの時間に活動に取り組みました。
この企画は、京都女子大学発達教育学部の教員が、音楽と子どもの発達に関する専門的な知見をもとにおこなっています。幼児期における音楽体験は、聴覚・感覚・身体・感情など、子どもの発達のさまざまな側面に深くかかわっています。「音を聴く」「からだで感じる」「表現する」という一連の活動は、単なる音楽遊びにとどまらず、乳幼児期に育まれるべき感覚統合や注意力・自己調整力といった発達の基盤を豊かに刺激するものです。学園内の幼稚園だからこそ、こうした専門性に裏付けられた質の高い体験活動を、子どもたちに届けることができます。
子どもたちはまず感覚を研ぎ澄ます活動からはじめました。手触り、におい、音に集中して活動出来ました。次の活動では、ヴァイオリンの響きが会場に広がるなか、子どもたちは目を輝かせながら、音の変化や強弱をからだ全体で感じ取っていました。音楽に合わせて手足を動かしたり、タンブリンなどの楽器を手に取ってリズムを刻んだりするなかで、「聴く」「感じる」「動く」という感覚が自然と呼び覚まされていく様子が見受けられました。また、先生の合図や指示を注意深く聴き分け、音楽のリズムにのって活動に参加する場面では、子どもたちは高い集中力を発揮していました。友だちと声を合わせたり、動きをそろえたりすることの楽しさを体感しながら、笑顔あふれるひとときとなりました。五感を研ぎ澄ませ、音とからだと心をひとつにして活動に没頭する子どもたちの姿は、まさに幼児期ならではの学びそのものでした。
この活動は、発達教育学部ならでは出来る活動です。子どもたちが音楽にどのように反応し、からだや表情を通してどのように表現するかを間近に観察することは、保育・教育を学ぶ学生にとってかけがえない学びの場となります。教室での学びと実際の子どもの姿をつなぎ、保育者としての視点や感性を育む貴重な機会となっています。
このような活動を通して、子どもたちは音楽が「楽しむもの」であると同時に、「感じ・考え・表現するもの」であることを、からだで学べると思います。大学と幼稚園が連携し、子どもたちの豊かな育ちと学生の学びを同時に支えるこうした取り組みを、今後も大切に続けてまいります。
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すりすり どんな音? -
集中して音を聴く様子 -
全身で音を感じよう
