教育学科
【発達教育学部】シンガポールの教育機関を訪問しました(坂井先生)。
2026年8月23日(日)~29日(土)にシンガポールを訪問しました。今回の訪問では、次年度の海外教育フィールドワークで訪問予定の幼稚園(MOE Kindergarten @ Temasek)と小学校(St. Andrew's Junior School、Convent of the Holy Infant Jesus (Kellock)、Temasek Primary School)に加え、幼児教育者の養成・研修機関であるNIEC(National Institute of Early Childhood Development)を訪問しました。
特に、小学校では算数科の授業を中心に参観しました。印象的だったのは、生成AIを活用した授業です。授業後半の適用問題に対する児童の解答を生成AIがチェックし、誤答の場合には、関連する既習事項などの情報が提示されるようにカスタマイズされていました。今後、日本の算数教育においても、このような生成AIの活用が広がっていく可能性を感じました。学生の皆さんには、ぜひ海外の先進的な教育実践にも関心を持ち、新たな知識やスキルの習得に積極的に取り組んでほしいと思います。
NIECでは、Professional Exchangeとして、"STEM-Related Early Childhood Education Practices in Japan"をテーマに講演を行いました。日本の保育で見られる遊びを、「①STEM(Science・Technology・Engineering・Mathematics)の各領域に焦点を当てた遊び、②STEMの複数の領域を統合した遊び、③日常生活に関連するSTEMを活用した問題解決型の遊び」という3つの視点から分類し、具体的な動画を交えながら紹介しました。また、保育における「STEM教育」と、Artの要素を加えた「STEAM教育」との違いについても議論が交わされ、日本とシンガポールの幼児教育に関する相互理解を深める有意義な情報交換の機会となりました。
さらに、日本の科学館にあたるScience Centre Singaporeを訪問し、STEM Inc.の職員の方からシンガポールのSTEM教育についてお話を伺いました。Science Centre Singaporeでは、子どもたちが遊びながらSTEMについて学べる機会を提供するだけでなく、幼稚園・小学校・中学校などの教育機関と連携し、STEM教育に関する教員研修や、学校で実施可能なSTEM教育プログラムの開発にも取り組んでいます。学校教育と社会教育施設が連携しながらSTEM教育を推進していることが印象的でした。
今回の訪問で得られた知見や現地の教育関係者とのつながりを、今後の海外教育フィールドワークや教育・研究活動にも生かしていきたいと思います。
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Numeracyの保育 -
科学館の取り組み -
生成AIを活用した算数
