教育学科
【発達教育学部】台湾の小学校・中学校等の教育機関を訪問しました(坂井先生)。
2026年9月7日(月)~11日(金)に台湾を訪問しました。今回の訪問では、次年度の海外教育フィールドワークで訪問予定の小学校(新北市中和国民小学・新北市義学国民小学・台北市民権国民小学)と中学校(台北市成徳国民中学)を訪問しました。
小学校では、算数科の授業を中心に、英語やギフテッドクラスにおけるSTEAM教育の授業などを参観しました。特に印象的だったのは、算数科におけるICTの活用です。デジタル教科書だけでなく、タブレット端末でデジタルホワイトボードなどのアプリを用いた協働的な学習が行われており、授業後半の適用問題では生成AIも活用されていました。また、第2学年の英語の授業では、タブレット端末で撮影した自分の写真と、1から10までを英語で数えた音声をAIアプリで合成し、楽しみながら自分や友達の発音を確認・評価し合う活動が行われていました。
さらに、日本ではあまり馴染みのない、特に高い能力を示す児童を対象としたギフテッドクラス(第4学年)も参観しました。この授業では、児童がタブレット端末を用いて、3Dプリンタで出力するためのデザインを作成していました。全校児童約3,000人の小学校でしたが、第4学年のギフテッドクラスに在籍する児童はわずか6人でした。台湾のSpecial Education(特別支援教育)では、障がいのある子どもだけでなく、特定の分野で優れた能力や才能を示す子どもも対象としており、一人ひとりの特性や能力に応じた教育が制度として位置付けられています。日本でも、次期学習指導要領に向けた議論の中で、多様な子どもたちの特性や能力に応じた学びの在り方が重要なテーマとなっています。学生の皆さんにも、ぜひ海外の教育制度や実践に関心を持ち、日本の教育の未来について考えてほしいと思います。
今回の訪問では、国立台北教育大学でSpecial Education(特別支援教育)を専門とするAndre’教授とも交流することができました。また、Andre’教授には10月21日(水)に京都女子大学にお越しいただくことも決まりました。
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3Dプリンタ(ギフテッドクラス) -
ICT活用による他者参照 -
生成AIアプリによる英語学習
