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TOPICS

ー相互交流と教育・研究の発展を推進ー
さらなる発展をめざし、京都府立医科大学と連携。

医療の現場を知る機会に


京都府立医科大学と包括協定を締結し、教育・研究・医療支援等における人材育成の連携と、相互交流を推進しています。公認心理師養成のための臨床実習、認知症医療や緩和ケアにかかる心理学的アプローチの開発などを共同で実施する予定です。両大学の教育・研究の一層の進展をめざします。学部生が医療の現場を知る機会として、研究補助のボランティア隊を構成しています。患者さんに質問紙調査や聞き取り調査を実施する経験を通して、自分の医療職としての適性について考えます。

ーさまざまな検査・実験・研究ー
心理検査・心理学実験。

検査・実験で人の心理を探究

眼球運動計測実験

認知処理様式「個人差」に関する実験

スウェーデンTobii社製の眼球運動計では、観察者がどんな順番でどこをどれだけの時間、見ているかを計測。既知の顔と未知の顔では眼球運動で違いが見られるか、凶器が存在する時に、それをもっている人間の顔は見ないのかどうかなどが調べられます。

自律神経【認知/生理系】

ストレスや自律神経の働きを測定する実験

さまざまな機器を使って、ストレス負荷時の自律神経の働きや運動負荷時の自律神経の働きを計測し、生理学的反応と心理学的反応との関連性について検証しています。環境と生体の相互作用が生じるメカニズムを心理学的な観点から調べる方法です。

発達検査【発達系】

子どもの発達状態の検査に関する実習

発達検査は子どもの興味を引きながら、運動・認知・対人反応などさまざまな側面から発達の状態を把握できるため、子どもを支援する保健医療・福祉・教育の領域でよく用いられます。授業では、ロールプレイや事例検討を通して利用方法を学びます。

公認心理師養成対策

1

公認心理師をめざせる教育体制

公認心理師の国家試験の受験資格を満たすカリキュラム。

充実のカリキュラムと教育体制


公認心理師はこれまでの臨床心理士などの認定資格とは異なる、心理職で唯一の国が認めた資格です。国家試験受験には大学の学部で多くの講義・実習科目などを修得する必要がありますが、本学では受験資格を満たせる教育体制が整っています。

公認心理師の定義

公認心理師は、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識および技術をもって、次のような行為をします。

1 心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析
2 心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談および助言、指導その他の援助
3 心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談および助言、指導その他の援助
4 こころの健康に関する知識の普及を図るための教育および情報の提供


2021年3月修了 本学大学院生

3人全員 公認心理師国家試験合格!

※3人とも発達教育学部 教育学科 心理学専攻の卒業生


2

充実の施設・設備

心理サポート実践の場など、体験的な学びの場が充実。

授業の多くは一般的な教室で行われますが、実験や実習については設備の整った教室で行われます。

こころの相談室

R研究所棟内にあり、本学大学院の公認心理師のための教育研修機関です。また、大学院生たちの、地域に開かれた心理サポートの実践の場ともなっています。


3

5つの臨床領域での実習

主要5分野の施設で公認心理師の業務を体験。
公認心理師が活躍する「医療・福祉・教育・司法・産業」の5領域に属する各施設で実習を経験。現場で求められる知識・スキルを実践的に身につけます。