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TOPICS

—児童学科音楽隊—
「東山区民ふれあいひろば」に幼稚園児と一緒に参加。

子どもたちと触れ合った貴重な機会!

幼稚園の先生方や保護者の皆さまのご理解とご協力のもと、コロナ感染症対策を十分に取りながら、児童学科音楽隊の学生と幼稚園の子どもたちが、音楽と動き(リトミックや歌遊びなど)を通して触れ合う機会をもちました。コロナによって活動が大きく制限される中で、貴重な学びの機会となりました。

学生の声

藤花祭(大学祭)では動画を配信しましたが、その後、幼稚園から演奏を依頼され、子どもたちを目の前にして演奏することができました。子どもたちの反応を見ながら演奏会を進めることができ、会場が一体となって楽しめたと思います。音楽に合わせた演出もみんなで協力することで良い案が出て、仲間と意見を交換し合い、一つのことを成し遂げることの素晴らしさを改めて感じました。

児童学科 3回生  M.Tさん

—行燈づくり—
祇園新橋を彩る行燈で地域貢献と世代間交流を実施。

矢野ゼミの学生がお盆の時期に灯す行燈をデザイン。学生は京都市伝統建物保存地区の祇園新橋にふさわしい行燈絵を考え、和紙を使って制作しました。街並みに似合った図柄や、日中はもちろん、点灯した時の美しさについても考えながらデザインを行いました。約2週間にわたって風情ある街並みを彩り、地域と文化に貢献しました。

学生の声

2021年度は矢野ゼミの4回生10人、3回生10人が「夏の京都」をテーマに行燈をつくりました。同じテーマであっても、一つとして同じ作品はありません。どれもその人らしさがあふれていてとても見応えがありました。私は九本の尾を持つ狐の妖怪を切り絵で制作しました。余白の生かし方には苦労しましたが、自分の考えたデザインが形になっていき、でき上がった時の達成感はひとしおでした。

児童学科 4回生  H.Sさん

—親子支援ひろば「ぴっぱらん」—
遊びを通して豊かな親子関係をつむぐ。

活動を通して学びと研究を深めます

乳幼児期の親子や保育園などにご協力いただき、乳幼児保育・教育および心理学的なアプローチによる子ども・子育て支援の実践を学んでいます。少人数申し込み制で1組の親子を1人の学生が連続して担当したり、複数の親子や保育園児と一斉に交流したりと、学年を超えて学生が協力し合いながら取り組んでいます。子どもに豊かな遊び体験を提供し、養育者をエンパワーメントする予防的なプログラムです。来室・対面型では親子を分離して子どもには思いっきり汚れる感触遊び、養育者にはオリジナルの心理教育プログラムを提供しています。コロナ禍ではICTを活用して字幕付きのプログラムを展開しています。オリジナルのデジタル絵本・テーマ曲・手遊び歌・アニメーションなどを用いて親子関係を活性化し、録画編集したオンデマンド配信を行うなどオンライン・ハイブリッド型で活動しています。<令和2年度「京都はぐみ憲章実践者表彰」大賞><令和3年度「子供と家族・若者応援団表彰」内閣府特命担当大臣表彰(子供・若者育成支援部門)>を受賞。


学生の声

画面越しでも楽しんでもらえるよう工夫しました

親子の方と直接触れ合う機会になると思い、ぴっぱらんの活動に参加。しかし、コロナ禍の影響で実際にはオンラインで開催することに。オンライン機器の使い方から画面を通しての親子との接し方など仲間たちとともに試行錯誤を重ね、準備に取り組みました。イベント当日はたくさんの親子に参加していただくことができ、子どもたちがワクワクしている顔や楽しんでくれている様子を見て愛おしく感じることができました。この活動を通して、予測不能な動きをする子どもや、その時の気分や性格に合わせる対応力と問題解決力を身につけることができたと思います。また、保育は子どもたちの養育だけではなく、保護者の方に対しても影響を与えることができることだと気づく機会にもなりました。

児童学科 3回生  A.Tさん