現代社会学科
【現代社会学部】佐藤ゼミ(1・2回生)で映画「森を織る」を上映しました
佐藤ゼミ(1・2回生)では、5月26日(火)2・3限にドキュメンタリー映画「森を織る」を上映しました。ドキュメンタリー映画「森を織る」は、絹産業を支える養蚕農家・製糸工場・製織工場に加え、染色業等を現在も営む人々へのインタビューを主な内容としています。絹産業は、明治初期から昭和初期にかけて、日本の重要な輸出産業として展開してきました。戦後になると、レーヨンやナイロンの普及、着物需要の低下、外国産シルクの増加により、日本の絹産業は大幅に衰退しましたが、2014年「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界文化遺産に登録されたように、現在でも新しい価値を付与されながら一部継承されています。
本ドキュメンタリー映画は、埼玉県秩父市の養蚕農家、長野県岡谷市の製糸工場、京都府丹後地方の製織工場を営む方々へのインタビューを軸としていますが、彼らは単なる産業ではなく、蚕といった家畜昆虫や川や湖からの水・湿気といった自然環境との関わり合いやその歴史を強く感じる営みとして捉えていることが印象的でした。また、後継者のなかには、手作業の煩わしさを再評価したり、絹産業に関わる神事に注目する方もいました。これに加え、完成した繭・糸・布を美しいと感じる価値観や、海外からの需要が、現在もなお後継者を確保しながら産業を続ける動機になっていることが読み取れました。日本の絹産業を単なる衰退産業として嘆くのではなく、絶えず新しい価値を付与しながら継承している人々のありかたを詳細に描いた映画であったと思います。
本ドキュメンタリー映画は、埼玉県秩父市の養蚕農家、長野県岡谷市の製糸工場、京都府丹後地方の製織工場を営む方々へのインタビューを軸としていますが、彼らは単なる産業ではなく、蚕といった家畜昆虫や川や湖からの水・湿気といった自然環境との関わり合いやその歴史を強く感じる営みとして捉えていることが印象的でした。また、後継者のなかには、手作業の煩わしさを再評価したり、絹産業に関わる神事に注目する方もいました。これに加え、完成した繭・糸・布を美しいと感じる価値観や、海外からの需要が、現在もなお後継者を確保しながら産業を続ける動機になっていることが読み取れました。日本の絹産業を単なる衰退産業として嘆くのではなく、絶えず新しい価値を付与しながら継承している人々のありかたを詳細に描いた映画であったと思います。
