現代社会学科
【現代社会学部】「演習Ⅵ」における孫文記念館訪問(2025年11月21日)
松本ゼミでは2025年11月21日、4回生が孫文記念館を訪問しました。孫文(孫中山、孫逸仙)は、中国の辛亥革命の指導者の一人で、清朝を打倒して中華民国を建国した人物として知られています。兵庫県神戸市の舞子にある孫文記念館は、日本では孫文を顕彰する唯一の施設です。
松本ゼミでは毎年、4回生が孫文記念館を訪問してきました。卒業論文で東アジアの政治をテーマにする学生が多かったことから、中国や台湾、そして日本とのゆかりの深い孫文について学ぼうと学外活動を始めたのが、そのきっかけでした。コロナ禍に見舞われた一時期を除いて、かれこれ10年近くつづいているゼミの恒例行事の一つです。
今回の訪問では、同館のスタッフの方から解説を伺い、館内に展示されたパネルや写真のほか、孫文直筆の書やゆかりの品々を鑑賞しました。ゼミ生たちは、講義やゼミで一度くらいは、孫文という人物に触れたり、当時の中国の情勢を学んだりしたことがありました。しかし、誰もが知る日本の著名人と孫文の写った写真や、孫文が日本の多くの支援者に宛てた手紙など、教科書ではなかなか見ることのないリアルを目にして、孫文と日本とのつながりがいかに深かったのか、改めて実感できたようでした。
孫文記念館は八角三層の緑色の楼閣で、外観がとても魅力的です。館内の装飾にも英国製タイルや大正期に流行した金唐紙が用いられ、これまた素敵です。つまりは「映える」スポットがたくさんあるのです。ゼミ生たちは、孫文という人物を通じて当時の日本と中国の関係を学びつつ、大正ロマン香るレトロな空間の中で、卒業前の仲間との思い出もスマホの中にたくさんおさめていました。
今回の訪問は、20世紀初頭、日中両国間に存在した民間交流のあり方とその役割を再認識し、日本と中国の関係を考えるための新たな視点を身につける機会となりました。同館訪問後、隣接する明石海峡大橋の海上プロムナードを訪れて、地上からだけでなく空中からも同館の優美な姿を堪能して活動を終えました。
松本ゼミでは毎年、4回生が孫文記念館を訪問してきました。卒業論文で東アジアの政治をテーマにする学生が多かったことから、中国や台湾、そして日本とのゆかりの深い孫文について学ぼうと学外活動を始めたのが、そのきっかけでした。コロナ禍に見舞われた一時期を除いて、かれこれ10年近くつづいているゼミの恒例行事の一つです。
今回の訪問では、同館のスタッフの方から解説を伺い、館内に展示されたパネルや写真のほか、孫文直筆の書やゆかりの品々を鑑賞しました。ゼミ生たちは、講義やゼミで一度くらいは、孫文という人物に触れたり、当時の中国の情勢を学んだりしたことがありました。しかし、誰もが知る日本の著名人と孫文の写った写真や、孫文が日本の多くの支援者に宛てた手紙など、教科書ではなかなか見ることのないリアルを目にして、孫文と日本とのつながりがいかに深かったのか、改めて実感できたようでした。
孫文記念館は八角三層の緑色の楼閣で、外観がとても魅力的です。館内の装飾にも英国製タイルや大正期に流行した金唐紙が用いられ、これまた素敵です。つまりは「映える」スポットがたくさんあるのです。ゼミ生たちは、孫文という人物を通じて当時の日本と中国の関係を学びつつ、大正ロマン香るレトロな空間の中で、卒業前の仲間との思い出もスマホの中にたくさんおさめていました。
今回の訪問は、20世紀初頭、日中両国間に存在した民間交流のあり方とその役割を再認識し、日本と中国の関係を考えるための新たな視点を身につける機会となりました。同館訪問後、隣接する明石海峡大橋の海上プロムナードを訪れて、地上からだけでなく空中からも同館の優美な姿を堪能して活動を終えました。
