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現代社会学科

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【現代社会学部】「演習Ⅲ」における国立国会図書館関西館訪問(2025年7月31日)

 松本ゼミの3回生ゼミでは、2025年7月31日に、国立国会図書館関西館(以下、関西館)を訪問しました。関西館は、日本国内に3つある国立国会図書館(National Diet Library:NDL)の施設の1つで、京都、大阪、奈良の三府県にまたがる関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)にあります。
 3回生の関西館訪問は、松本ゼミでは毎年夏の定例行事となっています。3回生は夏休みから卒業論文に向けた準備を始めますが、そのために文献検索や資料収集のスキルを身につけるため、関西館には京都女子大学・松本ゼミ向けの特別なプログラムを準備していただいています。午前中はライブラリアンの方によるガイダンス、午後には各自が学んだばかりの検索スキルを実際に試して、それぞれの研究テーマに関連した資料の調査・収集を行いました。
 ガイダンスでは「国立国会図書館サーチ」を使って、国立国会図書館の所蔵資料やデジタル資料を検索する方法を学びました。今年は韓国の政治を研究テーマにする学生が比較的多いことから、朝鮮・韓国の資料に詳しいスタッフの方が、学生のニーズに合わせた内容のガイダンスを準備して、たくさんの「耳寄りな情報」を授けてくださいました。普段は入ることのできない地下書庫にも案内していただきました。「資料の保存」に特化した施設だけあって、その蔵書の幅広さとあまりの多さには、みな本当にびっくりしました。午後の資料調査では、酷暑から隔離された快適な空間で、そして普段利用する大学図書館とはちがった雰囲気の中で、ゼミ生それぞれが自分だけの「お宝さがし」に没頭しました。専門的な知識とスキルを身につける充実した一日となりました。