現代社会学科
【現代社会学部】嘉本ゼミ隠岐の島フィールドワークIII 〜「島の学校」潜入編〜
嘉本ゼミ4回生 M.Tさん
きんにゃもにゃセンター(通称きんせん)で島根県立隠岐島前高校創立70周年記念式典のポスターを見つけた。部外者が70周年の記念式典に参加してもよいのだろうかと躊躇していた。隠岐神社の宮司さんでもあり、海士町観光協会理事長も務めておられる村尾茂樹さんに後鳥羽上皇記念館の館内を案内してもらった。村尾さん彼自身は、松江の高校に進学したが、そのころの島前高は廃校寸前だったそうだ。「ぜひ隠岐島前高校70周年記念式典に行ってください。娘が民謡で、笛を吹くので、見に行ってやってよ。大雨だけん、見に来る人も少なくなるだろうし、ぜひぜひ」と進めて下さった。さらに、記念館の受付の女性が隠岐島前高校出身で「餅投げもあるから、ぜひ」と言われた。
隠岐島前高校は令和4年度5月1日の時点で全校生徒166人中113名が島外生の島留学生で構成された、活気のある高校である。式典には伝統舞踊の披露の時に参加したため、岩本悠さん、吉元操さん、濱坂健一さんの講演や、校長先生の話を聞くことはできなかった。『未来を変えた島の学校』(岩波書店)を読んで行ったので、島前高校の式典に行ったのはハイライトの一つであった。地域創生に興味ある人には必読書です!山内道雄さん、岩本悠さん、田中輝美さんの『未来を変えた島の学校』を読んでみてください。
https://www.iwanami.co.jp/book/b262945.html
高校の先生方が大量に入ったしゃもじを箱から取り出し、配り始めた。高校生と参加者は輪になって広がった。海士町民謡きんにゃもにゃが流れて来た。両手にしゃもじを持って輪になって盆踊りがすすむように踊り始めた。一緒になって踊りたかったが、踊りをマスターしていなかった私たちは、写真をとるだけだった。
PTA会長の終わりの挨拶では、PTA会長として島前高校とかかわるなかで、海士町の島民が愛をもって島前高校の生徒に接してくれていることを感じ。「島前高校がどれだけたくさんの人に愛されているかを実感しました」と述べていた。その方は島前高校出身でもなければ島前出身でもない方であった。
クライマックスはもち投げであった。壇上から来賓者らが、金入りの「でか餅」を、フリスビーのように投げた。皆、協力しあって、奪い合った。おばちゃんたちもすごい勢いでころがりながら、餅めがけて奪取した。私たちも、前のほうに行かせてもらって、袋をもっていなかったので、ポケットに詰め込みながらひろった。島ではどんな行事も餅投げはかかせないという。「町長こっち」といいながら、私らも剛速球で投げられる餅を求めた。島愛にあふれている方は、「とれたか?」といって紅白の餅が入った一袋をさらに5袋ぐらい分けて下さった。我々部外者も部外者であるということを忘れるくらい楽しく、一人20個ほど持ち帰ることができた。
もち投げの様子はホームページへ。https://www.dozen.ed.jp/principal/22449/
きんにゃもにゃセンター(通称きんせん)で島根県立隠岐島前高校創立70周年記念式典のポスターを見つけた。部外者が70周年の記念式典に参加してもよいのだろうかと躊躇していた。隠岐神社の宮司さんでもあり、海士町観光協会理事長も務めておられる村尾茂樹さんに後鳥羽上皇記念館の館内を案内してもらった。村尾さん彼自身は、松江の高校に進学したが、そのころの島前高は廃校寸前だったそうだ。「ぜひ隠岐島前高校70周年記念式典に行ってください。娘が民謡で、笛を吹くので、見に行ってやってよ。大雨だけん、見に来る人も少なくなるだろうし、ぜひぜひ」と進めて下さった。さらに、記念館の受付の女性が隠岐島前高校出身で「餅投げもあるから、ぜひ」と言われた。
隠岐島前高校は令和4年度5月1日の時点で全校生徒166人中113名が島外生の島留学生で構成された、活気のある高校である。式典には伝統舞踊の披露の時に参加したため、岩本悠さん、吉元操さん、濱坂健一さんの講演や、校長先生の話を聞くことはできなかった。『未来を変えた島の学校』(岩波書店)を読んで行ったので、島前高校の式典に行ったのはハイライトの一つであった。地域創生に興味ある人には必読書です!山内道雄さん、岩本悠さん、田中輝美さんの『未来を変えた島の学校』を読んでみてください。
https://www.iwanami.co.jp/book/b262945.html
高校の先生方が大量に入ったしゃもじを箱から取り出し、配り始めた。高校生と参加者は輪になって広がった。海士町民謡きんにゃもにゃが流れて来た。両手にしゃもじを持って輪になって盆踊りがすすむように踊り始めた。一緒になって踊りたかったが、踊りをマスターしていなかった私たちは、写真をとるだけだった。
PTA会長の終わりの挨拶では、PTA会長として島前高校とかかわるなかで、海士町の島民が愛をもって島前高校の生徒に接してくれていることを感じ。「島前高校がどれだけたくさんの人に愛されているかを実感しました」と述べていた。その方は島前高校出身でもなければ島前出身でもない方であった。
クライマックスはもち投げであった。壇上から来賓者らが、金入りの「でか餅」を、フリスビーのように投げた。皆、協力しあって、奪い合った。おばちゃんたちもすごい勢いでころがりながら、餅めがけて奪取した。私たちも、前のほうに行かせてもらって、袋をもっていなかったので、ポケットに詰め込みながらひろった。島ではどんな行事も餅投げはかかせないという。「町長こっち」といいながら、私らも剛速球で投げられる餅を求めた。島愛にあふれている方は、「とれたか?」といって紅白の餅が入った一袋をさらに5袋ぐらい分けて下さった。我々部外者も部外者であるということを忘れるくらい楽しく、一人20個ほど持ち帰ることができた。
もち投げの様子はホームページへ。https://www.dozen.ed.jp/principal/22449/
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海士町名物餅投げはみんな真剣! -
島根県立隠岐島前高校70周年記念ポスター 玄関にて -
後鳥羽上皇記念館の村尾茂樹さんに突然、小泉八雲記念館での講演を説明する嘉本先生。 11月30日に島根県立美術館で「ラフカディオ・ハーンはなぜ小泉八雲になったのか?」講演します。NHK朝ドラの「ばけばけ」!小泉セツと八雲のドラマです。海士町にも2人は来ました。 申し込みはこちらから!? https://www.hearn-museum-matsue.jp/event-setsu2025.html
