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【現代社会学部】環境政策ゼミ(諏訪ゼミ):京都市環境基本計画ワークショップにファシリテーターとして参加しました

  先日(7月6日)、京都市環境基本計画ワークショップにファシリテーターとして参加しました。一般参加者は約40名と多く、関心の高さがうかがえました。 
 
 このワークショップを知ったきっかけは、KYODENTという市民参加型アプリです。ふだんから、国や自治体に意見を届ける機会があれば積極的に参加したいと考えており、今回はその思いもあって申し込みました。
事前には1時間ほどの説明会がありました。そこで、このワークショップは京都市環境基本計画の計画期間が今年度で終了することに伴い、次期計画の検討のために開催されたと説明されました。 
 
 当日は、私は「環境教育」をテーマとする班を担当しました。私を含め6人で意見を交わす中で、全体として共通していたのは「子どもには、肌で感じるような体験が必要だ」という認識です。単に大人が話すだけでは伝わりにくい、という現場からの実感に基づいた意見もありました。 
一方で、「大人にどう伝えるか」という話題では、環境問題とアイドルをかけ合わせれば幅広い世代へのアプローチが可能ではないか、といったユニークな提案も出され、実現の可否にとらわれず、自由な発想を歓迎する空気が全体に漂っており、とても興味深く感じました。 
 
 短い時間ではありましたが、さまざまな世代の声が交差し、環境をめぐる価値観の多様さを実感する機会となりました。今回の経験を、今後の自分の学びや地域での活動にも活かしていきたいと思います。 
 
 (文責:諏訪ゼミ4回生 高根里可子)