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心理共生学科

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【心理共生学科】日本養護教諭教育学会第33回学術集会を京都女子大学で開催しました!!

 令和7年12月13日(土)、14日(日)に京都女子大学にて、日本養護教諭教育学会第33回学術集会を開催しました。全国各地から300名を超える方々にご参加いただきました。
 
心理共生学部共催で開催させていただき、メインテーマも学部のコンセプトにあわせて「子どもたちのウェルビーイングを支える養護教諭の役割」としました。
 
心理共生入門の授業の一環として、隣の会場で1回生がオンライン参加をし、教育講演として、「教育の場と子どものウェルビーイング」というテーマで、学部長の岩原昭彦教授の座長で、京都大学人と社会の未来研究院教授、文部科学省中央教育審議会委員の内田由紀子氏にご講演いただきました。
そして、「子どもたちのウェルビーイングを支える養護教諭の役割」を考えるために、「学校の福祉的役割に注目して」という副題でシンポジウムを企画しました。柏木智子氏(立命館大学産業社会学部教授),名田早苗氏(滋賀県湖南市健康福祉部障がい福祉課発達支援室室長),上田智也氏(神戸市福祉局相談支援課こども・若者ケアラー相談・支援窓口担当課長)の3名のシンポジストにご提言いただき,ご参加の皆様と議論をする場を設けました。学校の福祉的役割について多職種の方々からご提言いただくことで、養護教諭の役割を考える機会となりました。
 
また、心理共生学科1・2回生、養護・福祉教育学専攻の3・4回生の50名が学生スタッフとして活躍することとなり、参加者からは「学生さんの対応が良かった。」「学生さんの初々しさに触れて元気が出ました。」「学生さんのおかげでとてもよい2日間となりました。」というお声をいただきました。
情報交換会では、京都女子大学ダンスパフォーマンスサークルコットンキャンディと、ふじのちゃん(学生)によるステージで大いに盛り上がりました。
 
以下に参加した学生の感想を紹介します。
・日本は先進国の中ではウェルビーイングのランキングとしては高くないという結果に納得してしまった。ウェルビーイングは個人と個人を取り巻く環境が良い状態が継続しなければならない。個人を取り巻く環境は家族や地域、職場が主なものとして挙げられる。その職場に焦点を当てると、今の日本の働き方ではなかなか個人の幸せをかなえることすら難しいという事実がある。個人として幸福な状態でなければ他人の幸福に気を遣うことなど到底できることではない。自分の幸福の充実にまずは力を入れることができるように多様な働き方を認めることができる働き方改革が良い方向へ進んでいくべきだと考える。
 
・シンポジウムでは、貧困問題や養護教諭に関すること、ヤングケアラーなど様々なお話をしてくれてとても勉強になりました。私が得に印象にのこったことは、養護教諭のお話です。子供たちの学校生活を充実させることがウィルビーングに繋がるということを初めて知り、とても勉強になりました。また、養護教諭の役割なども理解することができたので、将来養護教諭として働くときはこれらをより深く理解し、意識していき、「繋ぐ」ということを頭の中にいれて、子供たちと関わりたいなと思いました。
 
・貧困は経済的な問題にとどまらず、文化的・関係的、さらには「声の剥奪」へと連なっていく複合的な困難であることを深く理解しました。特に、困っていても声を上げられず、やがて希望や自己肯定感を失っていく子供の姿は深刻であると感じました。形式的な平等ではなく、個々のニーズに応じて資源を分配する「公正な平等観」に基づいた学校づくりの重要性は、民主主義社会を支える基盤として説得力がありました。学校を地域に開かれた拠点とし、子供の尊厳と参加の機会を保障する視点が印象に残りました。
 
  • オンライン参加の様子
  • 【京都女子大学ダンスパフォーマンスサークル】コットンキャンディ