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心理共生学科

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【心理共生学科】心理共生入門の授業で中日新聞編集局社会部の北島様・四方様、学校法人滝学園滝中学校滝高等学校 養護教諭 加藤先生のご講演をお聞きしました!!

 昨年度に続き、2025年11月15日(土)心理共生入門(心理共生学科1年生)の授業に中日新聞編集局社会部の北島忠輔様・四方さつき様、学校法人滝学園滝中学校滝高等学校の養護教諭の加藤晃子先生にゲストスピーカーとしてお越しいただき、ご講演をお聞きしました。
 
心理共生入門は心理共生学科の特色ある授業の1つで、「ウェルビーイングについて考える」ことを通して、心理学領域、社会福祉学領域、養護保健学領域における専門職としての職責について理解することを目指しています。また、企業や地域でウェルビーイングを向上することの必要性やその学びの活かし方についても理解できるようにしています。領域の特異性や領域間の重なり、領域間の連携の在り方について理解し、学年が進行した際、自分が選択した専門領域の学びに視野を広げる必要性やその方向性をイメージできるように、また、対人援助職として必須の多職種連携について実践を通してご講演いただくことでキャリア形成の土台を築くことを目標にしています。
 
中日新聞編集局社会部の北島様・四方様からは、2023(令和5)年の通年連載「ロストチャイルド」の取材から見えてきた子どもたちの実態や課題について、養護教諭をはじめとした支援者に焦点をあて、ご講演いただきました。教室では見せない本音や弱音を養護教諭には打ち明け、助けを求める子どもたちの姿。そして、その声にじっくりと声を傾け、課題を把握し、ケアをしながら時に励まし、解決を模索する養護教諭の力であり、養護教諭は、学校で息苦しさを抱える子どもを支える確かな存在だ、無条件に味方になってくる人が身近にいることで少しでも心の支えになるとご説明いただきました。
 
養護教諭の加藤先生からは、「子どものウェルビーイングを考える」~養護教諭の立場から~と題し、現在、保健室で何が起こっているか、生徒の課題に養護教諭がどう対応しているかについて事例を通してご説明いただき、その課題に対して、「チームとしての学校」として多職種連携をしながら、どう生徒を支援しているかをご講演いただきました。「養護教諭って何なんだろう?」「養護教諭だからこそできることは?」について、①心と体の両面から対応する。②健康生活の様子も確認し、必要な保健教育をする。③総合的に考えて、必要な対応・個別支援へつなぐ。と養護教諭の職責についてていねいにご説明いただきました。
 
1年間、心理学領域、社会福祉学領域、養護保健学領域について、広く学び、2年生になって、そろそろ自分の目指す領域を考える時期にきている1年生にとって有意義な時間となりました。
 
学生の感想の中に、「私は記事が掲載された2023年にロストチャイルドを拝読していた者です。当時高校生だった私は、この記事に出てくる子どもたちの状況と重なる部分がありました。それまでこんな思いをしているのは自分だけだと毎日鬱々としていた私は、境遇はちがえど同じように先の見えない日々を送っている同世代がいることに少し安堵したのを覚えています。そして、何よりそんな子どもの様子を社会に伝え支えようとしてくれる存在がいるのだということを知り、時間はかかりましたが周囲に助けを求めることが出来ました。今はその時の経験から、子どものメンタルヘルスや対人支援に興味を持ち大学で学んでいます。ロストチャイルドの記事がきっかけの一つとして今の自分があること、そのことに感謝の意を伝えたく、今回このような言葉にした次第です。本当にありがとうございました。」といううれしい内容がありました。
 
その感想を北島様、四方様にお伝えしたところ、「高校生時代にロストチャイルドを読んでくれていて、それが心に響き、しかもそれをきっかけに対人援助職を目指すようになったという話は、私たちにとっても大きな励みになります。そうやって読んでくれる読者がいる限り、できるだけのことをしたいと気持ちを新たにさせてくれる『お年玉』でした。」「学生の皆さんの温かい言葉にほろっとしながら読んでいましたら、なんと、ロストチャイルドのリアル読者の方が!助けを求めることができ、今度は助ける側にと勉強をされているとのこと。めちゃくちゃ感動です。きっとすてきなお仕事をされることになるだろう、そうに違いない!と思いながら読んでおります。」というお返事をいただきました。加藤先生からも「学生さん、本当にすごいですね。しっかり聞いてくださり、そして考え、自分の感想としてアウトプットし、学生さんの感想から学ぶ思いです。北島さん、四方さんが取材されたことを記事化され、それを振り返り学生さんにロストチャイルドの魂とともに届けたことで、学生さんの思いが開花したかのように綴られていて素敵だなと感じました。」という感想をいただきました。ぜひとも、来年度もご講演にきていただきたいと思っています。
 
  • 中日新聞編集局社会部の北島様・四方様
  • 学校法人滝学園滝中学校滝高等学校の養護教諭の加藤先生