

心理共生学科
摂食障害への啓発活動(マゼンタリボン運動)の重要性についてお話いた だきました
心理共生学科1年生の社会福祉原論の授業において、NPO法人優人(京都府城陽市)の大川様にお越しいただき、摂食障害を抱える当事者の思いやそれに対する支援、社会に向けて摂食障害の理解を進める重要性などについてお話いただきました。
摂食障害によって「からだ」にどのような影響があるのか、そして回復するためには医学的な治療に加え、周りのサポートも含めた「こころ」のケアも必要となり、そのためには「しゃかい」の一員である周りの人たちの摂食障害に対する理解も求められてきます。
なお摂食障害への相談だけでなく、NPO法人における大川様の精力的な活動は、制度と制度の狭間で困っている人に「できない」ではなく「どうすれば一人ひとりの困りごとに対応できるようになるだろうか」といった前向きに考える姿勢によるものともいえます。そのため、社会課題に向き合う際に不可欠な「こころ」と「からだ」と「しゃかい」それぞれのしくみを学べる心理共生学科ですが、今回のご講演から、学んだ内容を私たちがどのように発揮するかも重要であることを再確認できる機会にもなりました。
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摂食障害のパンフレット -
NPO法人優人の大川ご夫妻