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【国文学科】基礎演習B(加藤ゼミ)の学外実地学習で、黄檗山萬福寺を訪れました

  「基礎演習B」(加藤ゼミ)では、漢文の蒙学書『蒙求』を江戸時代版本で講読しています。 
 今回訪れた宇治の黄檗山萬福寺は、江戸時代初期に中国福建省から招来した隠元禅師によって開創された禅宗の名刹で、明朝様式の伽藍のほか、「鉄眼版一切経」の版木を蔵することでも知られます。11月12日(2講時)、当日は秋晴のなか、京都の他の仏寺とは異なる独特の建築や法具などを堪能しました。 

ゼミでは漢文資料の読解だけではなく書籍としての版本についても学んでおり、学外実地学習の直前には、教員所蔵の版木をもちいて整版を印刷する実習も行いました。

  • 「鉄眼版一切経」を収蔵する塔頭「宝蔵院」
  • 本堂「大雄宝殿」をのぞむ
  • 魚形の「開梆」