

日本語日本文学科
【国文学科】「基礎演習A」(峯村ゼミ)の学外実地学習で、河井寛次郎記念館を訪れました
7月29日火曜日3講時の「基礎演習A」(峯村担当)の授業では、大学からほど近い、東山五条に位置する、河井寛次郎記念館を訪れました。
こちらの記念館は、大正から昭和期にかけて活動した陶芸家、河井寛次郎の住居であり工房でもあった場所として知られています。寛次郎がデザインしたり蒐集したりした家具や調度品などがそのまま残る当時の生活空間の中で、陶芸・木彫りなどの作品類を見学しました。
「基礎演習A」の授業では、〈文学と生活との相剋〉という、近代の複数の作家たちが抱えていた問題点を取り上げましたが、今回の学外実地学習では芸術と生活が融合する空間を体感し、ふだんの授業で考究した問題点を相対化するあり方に触れることができました。
※記念館にて、写真撮影とHP掲載の許可をいただきました。
※記念館にて、写真撮影とHP掲載の許可をいただきました。
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寛次郎が尊んだ家具や調度類、手がけた諸作品を見学しました。 -
中庭に面した静謐な空間。心が洗われます。 -
斜面を利用した登り窯の遺構も間近で見学することができます。