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英語文化コミュニケーション学科

#英語文化コミュニケーション学科

社会で活躍する英文学科卒業生ー翻訳者としてー

  英文学科を20173月に卒業した丸山咲子さんは、現在、企業で翻訳者として活躍中です。
この度、丸山さんの活躍が『通訳翻訳ジャーナル』の
2023年夏号で紹介されました!『通訳翻訳ジャーナル』のURLは以下の通りです。

 https://tsuhon.jp/book/journal/23_3/

 丸山さんにとって今年度(2023年度)は理系企業の翻訳現場での4年目にあたります。入社前の留学経験から現在までの取り組みを振り返ってくれました。以下に、丸山さんから届いた文章を掲載します。翻訳を目指す在校生の皆さんにも励みになることと思います。

 丸山さん、貴重な経験と記事を紹介して頂きありがとうございます。

 

(以下、英文学科卒業生の丸山咲子さんの文章です。)

入社前

 

 京都女子大学卒業後はインターナショナルスクールで講師を務め、その後、海外にボランティアと短期留学を目的に滞在していました。帰国後は前職より専門的に英語を使用できる外資系企業へ勤めたいと思っていたため、エージェントに依頼して求職していました。

 その間、海外の友人から、国際社会と繋がりのある理想の仕事について話を聞くことが度々あり、海外でも使われる日本製品の製造等に関わりたいという思いが強まっていきました。留学中に日本製品等を海外で見かける度に嬉しく思い、そのような製品に関わっている方達は、海外にまで渡った製品を見た時には喜びもひとしおで、誇りを持って仕事に励むことができるのだろうなと思ったのです。

 そんな時、エージェントの方から英語業務の需要がある日本企業も一度見てみてはどうかと今の会社を紹介して頂き、無事内定も頂けたのでした。

 

入社後

 

 『通訳翻訳ジャーナル』の記事にも記載されている通り、職場では英訳担当が私一人なので責任が重く、さらに今までほとんど関わって来なかった理系の専門的な内容も多いのですが、その内容に関しても知ると面白く、何よりも英語が大好きだからか、とても楽しんで業務を行っています。

 何でも初めてのことは不安に思いますが、その不安な気持ちばかりに捉われず、この先成長する自分を楽しみにこの業務を続けてきました。

 現在4年目に入り、知識も増え、訳の質も上がってきたと実感できるようになりましたが、自分自身を過大評価せずに、次の目標に向け日々勉強を続けています。

  • 『通訳翻訳ジャーナル』2023年夏号掲載記事より