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生活造形学科

#生活造形学科

【生活造形学科】生活造形学科および家政学研究科生活造形学専攻の学生が、日本デザイン学会第4支部奨励賞を受賞しました

この賞は、デザイン学に関する優秀な研究・制作活動を行った学生(近畿・中国・四国地域の教育機関に所属)を対象として、日本デザイン学会第4支部が表彰するものです。

小澤旺子さん(家政学研究科生活造形学専攻)
研究題目「デザインアイデア発散過程の脳賦活-人の特性および成果物の差に着目した考察-」
受賞理由:デザイン考案者の特性および成果物の質の違いとアイデア発散時の脳賦活量との関係に関する先駆的研究として高く評価した。脳前頭前野部のDLPFC、MPFC、OFCの各領域の賦活量の定量結果の分析と解釈から、批判的思考態度「探求心」の高位群は低位群よりも主観的情動(快/不快)や意欲を抱いていることが示唆されること、また、アイデア数と創造性を対象とする各群の描画アイデア順序間比較から、脳前頭前野部が活性化すれば成果物の質や量が高まるとは限らないことを示す結果を得た。

久田愛理さん(家政学部生活造形学科)
研究題目「絵画鑑賞における鑑賞体験の分析—視線計測とSD法を用いた属性・行動・評価の関係—」
受賞理由:主観性の高い絵画鑑賞での視線追従計測と鑑賞後評価の定性・定量分析により、鑑賞後の評価傾向の違いは絵画とキャプションへの視線配分量の差や探索的視線移動量に明確に現れることを示し、評価は鑑賞後に恣意的に形成されるのではなく、鑑賞中の情報取得と意味づけの積み重ねによって構成される可能性を示唆した点を評価した。この他、鑑賞中に選択される「見方の方略」は、属性(美術館訪問頻度や性格傾向)よりも鑑賞体験に強く関与する可能性を指摘し、美術館展示や鑑賞支援の設計に応用可能な視点を提供した。

玉城歩さん(家政学部生活造形学科)
研究題目「宗教的事象の心理効果とマーケティングへの応用についての考察」
受賞理由:サービスの情緒的価値や社会的価値の持続的提供の方法として宗教的事象が人に与える心理効果に着目し、文献と事例調査から、その構造把握を目指した基礎的研究として評価した。構造把握のフレームとして6ヒューマンニーズとカイヨワの遊び4分類を用いて分析と解釈を行い、宗教以外の事象への応用に関する要件の抽出と倫理的側面を含む考察をした。

  • 左から久田さん、小澤さん、玉城さん