

法学科
【法学部】法学部教員のコメントが毎日新聞に掲載されました
法学部市川ひろみ教授(国際関係論・平和研究)のコメントが8月15日『毎日新聞』に掲載されました。
『毎日新聞』が戦争中に発行していた青年向け雑誌「大日本青年」には、徴兵検査に関する読者からの投稿が多くあり、甲種合格になって喜んでいるものなどが紹介されています。市川教授は「甲種合格だったら一人前で立派な国民という意識が若者たちの間で共有されていた。不合格だったら白い目で見られ一人前扱いされないという話もあった」と当時の状況を説明しています。
記事では、現在、ウクライナに侵攻しているロシア軍からも、防衛に当たるウクライナ軍からも徴兵から逃れる人々が相次いでいること、約80年前の日本でも戦争に行くことを嫌がったり戦争に反対したりした若者もいたことを指摘しています。市川教授は「人を殺したくない、殺されたくないという人や、家族を養うために出征することはできないと考えた人もいた。国家に身をささげることを求められる中でも、そこから距離を置く人もいた」とコメントしています。
記事では、現在、ウクライナに侵攻しているロシア軍からも、防衛に当たるウクライナ軍からも徴兵から逃れる人々が相次いでいること、約80年前の日本でも戦争に行くことを嫌がったり戦争に反対したりした若者もいたことを指摘しています。市川教授は「人を殺したくない、殺されたくないという人や、家族を養うために出征することはできないと考えた人もいた。国家に身をささげることを求められる中でも、そこから距離を置く人もいた」とコメントしています。