【発達教育学部】京都幼稚園とシンガポールの幼稚園のオンライン文化交流会 (坂井先生)

シンガポールのテマセック幼稚園の教員と共同で保育教材開発を行っており、今回、日本とシンガポールの両国の園児のオンライン文化交流が実現しました。 

お互いの園の紹介からはじまり、1月に日本では正月、シンガポールでは旧正月があるので、十二支の動物を1つずつ順番に紹介して並べていく遊びをしました。また、両国のお正月の過ごし方の紹介として、日本からはおせち料理や伝統的な遊びの紹介をしました。こま回しや福笑いの実演も行いました。最後は、両国の子供が共通に知っている「きらきら星」を、振付をしながら合唱するというプログラムでした。今回の交流をきっかけに、お互いの卒園式にビデオレターを送り合ったりすることも計画されています。 

日本の園児にとっては、羊と山羊、猪と豚のように、干支の動物に若干の違いがあったことも面白い発見だったようです。また、シンガポールの園児は福笑いが気に入ったようで、文化交流会後に、福笑いのセットを用意してほしいと先生にお願いしたそうです。 

園児たちが一緒に楽しむのに、国境も言語の壁も関係なかったようです。これからのグローバル社会を生きる園児に、国際感覚の素地を育成するという意味でも、改めて、幼児期から国際交流することの意味や重要性を実感しました。 

 

文化交流会の様子は、京都新聞朝刊の市民版とワイヤー京都に掲載されました。 
【京都新聞】
www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1411520
【ワイヤー京都】
kyoto-wire.com/%e6%8a%95%e7%a8%bf%e8%a8%98%e4%ba%8b%e3%80%8e%e4%ba%ac%e9%83%bd%e5%b9%bc%e7%a8%9a%e5%9c%92%e3%81%a8%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%82%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%81%ae%e5%9c%92%e5%85%90%e3%81%8c%e3%82%aa/