データサイエンス学部の必修科目「入門演習Ⅰ」と「データサイエンス基礎演習Ⅰ」にて企業でのデータサイエンス利活用についてご講演いただきました－その3－

データサイエンス学部の必修科目「入門演習Ⅰ」と「データサイエンス基礎演習Ⅰ」では自治体，企業から講師をお招きし，実際の現場でのデータサイエンス活用事例に関するご講演をいただき，学生のデータサイエンスに対する理解を深めています．前期では全３回おこないます．本記事ではその第2回のうち「入門演習Ⅰ」でのご講演について紹介します．

第2回の７月10日（水）は２期生（１回生）約100名の学生が，エイツーヘルスケア株式会社，オムロンヘルスケア株式会社，京都府の合計３つの企業・自治体からの講演を拝聴し，データサイエンス活用事例について学びました．
エイツーヘルスケア株式会社のご講演ではデータサイエンス本部データサイエンス第3部平野様から医薬品の臨床開発から育薬におけるデータサイエンスの必要性と活用事例についてご講演いただきました．臨床試験開発において様々な人が関わっており，統計やデータサイエンスがどの時点から関わるべきか，なぜ統計・データサイエンスが必要なのかについてか，実例を共にわかりやすく教えていただきました．
オムロンヘルスケア株式会社のご講演では，技術開発統轄部学術戦略部　林様よりデータサイエンスを会社で活かすためのプロセスや起きうる困難とその解決法について実例を交えてわかりやすく紹介していただきました．データの利活用だけでなく，データの収集方法の開発についてもデータサイエンスが利活用されていることも紹介していただきました
京都府のご講演では総合政策環境部 デジタル政策推進課 杉本様より行政におけるデーの利活用，特に政策立案におけるデータ利活用について紹介していただきました．京都府が公開しているオープンデータの紹介から，その利活用方法，今後の展望について実例を用いつつ紹介していただきました．
　２期生（１回生）にとって，現在学んでいるデータサイエンスの応用分野が多岐わたることを知り，自身がやりたいことを今一度考える良い機会となりました．