センター長挨拶
国際交流センター長 劉小俊(特命副学長)
2017年10月1日、京都女子大学国際交流体制が新しくなり、国際交流センターが開設されました。その目的は京都女子大学及び地域社会の国際化推進です。現在、15の国と地域の60校の海外協定校があります。
国際交流事業のうち、1.留学生に対する学修支援、2.本学学生の留学・海外研修の充実、3.外国語教育の充実・発展が三つ柱になっています。2は学生の皆さんが充実した海外留学生活を送るために、「長期留学プログラム」と短期留学にあたる「語学研修プログラム」が設けられています。去る2023年度海外協定校に78名の学生が留学・語学研修をしたほか、海外での日本語教育実習も初めて実施され、10名の学生が参加しました。3は英語のほか、初修外国語のフランス語、ドイツ語、中国語、コリア語の科目があります。また、2025年度は「グローバル英語プログラム(副専攻)」を開設する予定で、さらなる外国語教育の充実が図られます。
世界には196か国が存在しています。国際社会のグローバル化は政治や経済だけではなく、文化や芸術など幅広い分野において進んでいます。クローバル社会に適応できる人材になるためには多くのスキルが必要とされますが、その基本になるのは外国語の習得、異文化への理解と尊重、国際的な視野を持つことではないでしょうか。京都女子大学国際交流センターはみなさんがグローバル的な人材になるためのお手伝いをします。