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現代社会学科

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三十三間堂で「現代社会における宗教」を考える(藤井ゼミ)

 
京都女子大学は、京都のなかでも、東山という歴史・宗教遺産に恵まれた立地にあります。現代社会学部の藤井ゼミ生13名は、5/22に、大学から徒歩で5分ほどのところにある三十三間堂(国宝 蓮華王院)を訪問しました。


宗教離れが叫ばれて久しい現代社会においても、宗教施設は人気の観光スポットです。それはなぜでしょうか。国内外からの数多くの訪問客は、何を求めて宗教施設を訪れるのでしょうか。これは単なる観光なのでしょうか、それとも何らかの宗教的な意味を有する行動なのでしょうか。こうした問題意識を持って、観察と考察を通じて現代社会における宗教のあり方を体験的に学ぶよい機会になりました。

また学生たちは、何より、堂内に安置された1001体の観音菩薩とインド由来の神々の尊像の姿に心を打たれているようでした。ここにも、現代人の宗教性を考えるうえでのヒントがありそうです。