英語文化コミュニケーション学科
社会で活躍する卒業生−通訳・翻訳者として−
英文学科を2020年3月に卒業したN. T.さんは、本学で学んだ経験と海外で働いたキャリアを活かして翻訳・通訳の仕事に従事されています。今回、N. T. さんによる記事を海外駐在中の写真と共にご紹介します。
(以下、英文学科卒業生のN. T. さんの文章です。)
私は京都女子大学英文学科を卒業し、現在は企業で翻訳・通訳の仕事に携わっています。大学卒業後は新卒で国内就職を経験し、その後海外での勤務を経て、今のキャリアにつながりました。
翻訳・通訳は、英語力だけでなく日本語力や文章構成力、背景知識、異文化理解、そして臨機応変な対応力が求められる奥深い仕事です。会議や社内外でのやり取り、専門的な文書などに関わる中で、まだ課題も多くありますが、毎日新しいことを学べる環境をとてもありがたく感じています。一つひとつ経験を重ねながら、少しずつ成長していきたいです。
在学中は翻訳・通訳の授業等を受講し、日髙真帆教授のプロダクション・ゼミでの活動にキャストや字幕制作者として積極的に参加しました。作品の時代背景や文化を調べて英語で役を演じる経験や、観客が自然に理解できる長さと表現を工夫しながら英語字幕を作る経験は、現在の仕事での「伝わる表現を選ぶ力」に直結しています。これからも、言葉を通して人と文化を繋げるよう、学びを続けていきたいです。
