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法学科

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「車内・駅構内での性暴力を止める行動があることを知ってほしい」 学生5名(文学部1名、現代社会学部1名、家政学部1名、法学部2名)が新しい視点からポスターを作成しました

 従来の痴漢防止ポスターは「痴漢に遭わないために通路側の席に座りましょう」など自衛することを求めており、被害者が自分に落ち度があったと自分を責めることにつながりかねません。痴漢や盗撮は被害者にとっては電車に乗ることに対し恐怖感を抱えたり、自己肯定感が損なわれたりするなど被害者にとって深刻な精神的・身体的な被害をもたらします。
 公共交通機関である電車はだれもが安心して利用できる環境であるべきですが、日常的に性暴力が存在する場所になってしまっています。気づいていてもどう行動したよいのかわからず、見て見ぬふりをしてしまう人も多いと思います。
 そこで、学生たちは、その場に居合わせた第三者が介入することで被害を防ぐことができると伝えるポスター(2枚連作)を作成しました。これらのポスターは、2023年1月中旬以降、京阪電鉄全駅と全車両に掲出されます。
 
  • 12月17日に報道機関向けプレゼンテーションを行いました。この様子はその日のNHK関西ニュースで放映されました。
  • NHKの取材に答える片山真波さん(法学部4回生)