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教育学科

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【発達教育学部】パレット・ソノールを体験しました。@京都教育大学

 「音楽探究プログラム入門」では授業の一環として、11月22日に樫下達也先生(京都教育大学准教授、本学非常勤講師)のワークショップに参加しました。(※令和7年度教育活動予算事業)
 体験したのは、フランスの音響彫刻家であるバシェ兄弟が考案した14種類の教育用音具「パレット・ソノール」(響きのパレット)。金属でできたアート作品で、触れる場所や触れ方(叩く、こする、バチを変える、など)によって音が驚くほど変わります。どのようにアプローチしても温かく独特な響きが広がって奏者を包み込む——そうした科学的な設計が施されているようです。
 音具の紹介、受講生による音出し体験の後、樫下先生は中学校特別支援学級でのパレット・ソノールを用いた授業実践例をご紹介くださいました。特別な訓練や知識がなくても、誰もが直感的に「見て、触れて、聴いて」楽しめる楽器。音との出会いから自己表現、コミュニケーションへと広がっていく体験を通して、「音楽」の枠組みを広げれば多様な人々を包摂する「音楽教育」も可能になる、という樫下先生の姿勢に共感した受講生は多かったようです。
 
※パレット・ソノールでの即興セッション↓
  • 京都教育大学を訪問
  • 樫下先生と音出し体験
  • パレット・ソノールでのセッション